賃貸物件の住人の退去後、次の方が入る前までに海外製洗濯機を撤去し、国産洗濯機を置けるようにリフォームしたいとオーナー様からご相談いただきました。ご相談いただいたのは空室になる前でしたので、最初はお写真をいただき、空室になったところで現地調査、その後に工事を行います。
施工前
洗面台とL型の関係で洗濯機が置かれており、洗濯機上のカウンターは大理石でできていました。洗濯機上の大理石をカットして、国産の洗濯機が置けるようにリフォームしていきます。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
洗濯機を撤去し、カウンターを撤去しました。海外製洗濯機の水道設備は洗濯機周辺の壁・床の中に埋設されていることが多いのですが、今回は洗面台から続くカウンター下に収められていました。そこで、洗濯機右手の大理石は、洗面台のギリギリまで撤去することになりました。
海外製洗濯機の排水設備を利用して、国産の洗濯機をつなげることのできる排水となるように手を入れていきます。
排水上のカウンターも撤去し、国産洗濯機を置くスペースを確保しました。壁に開けられた一番上の穴に、国産洗濯機のための水道設備を設置します。床から見えているのは、海外製洗濯機が使用していた排水設備です。
洗濯機・カウンターを撤去すると、壁紙も傷つきます。この補修として、新しい壁紙を施工する場合と、防水パネルを施工する場合があります。今回は傷ついたところまで防水パネルを施工することになりました。
完成
最後に洗濯機を置くための洗濯機パンを設置して、リフォームは完了です。次の住人が決まる前にリフォームを終えることができました。
リフォームをご依頼いただいた貸主様は、今後は洗濯機ナシの物件として貸し出すとおっしゃったので、今回のリフォームでは弊社で海外製洗濯機を撤去・処理しました。洗濯機の交換する場合では、新しい洗濯機を搬入する業者が持ち帰ることもあります。
今回のリフォームの現場は、マンションでした。多くのマンションでは、リフォームについての決まりがあります。マンションにお住まいの方でリフォームをお考えの方は、事前にマンションのルールをよくご確認いただくことで、スムーズなリフォームとできるかもしれません。
洗濯機とぶつかる場所に収納などがある場合や、部屋全体がコンクリートで作られていて排水や電気設備がきれいに収まらない・準備できない場合などもあります。場所に応じて工事が変わります。でも、現在あるビルトイン洗濯機がAEG(アーエーゲー) 、ASKO(アスコ)、Beko(ベコ)、BOSCH(ボッシュ)、Electrolux(エレクトロラックス)、MAYTAG(メイタッグ)、Miele(ミーレ)、smeg(スメッグ)、TEKA(テカ)、Whirlpool(ワールプール)でも、これ以外のものであっても工事ができる可能性はあります。うちのビルトイン洗濯機はリフォームできるかしら?とご検討されている方は、一度ご相談ください。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都台東区 |
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物件種別 | マンション |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | 洗濯機置場のリフォーム |
施工期間 | 1~2日間 |
費用 価格 (約) | 23-25万円(税抜) |