先日ご紹介したスケルトンリフォームの事例①と事例②の続きです。
今回は、仕上げの内装工事をご紹介します。
施工前
古くなった設備をすべて撤去し、真新しいものへと変わっていきます。最後には、新築同様の家が出来上がります。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
本格的な内装工事が始まりました。
壁や天井には赤い断熱材が入っていることがわかります。これにより外気の影響の受けにくい家とすることができます。ご依頼時に「断熱はしっかりと!」といただきましたので、弊社の断熱マイスターが腕の見せ所!とばかりに綿密に計算し、できうる限りの断熱を行いました。壁・床・天井の断熱を同時に行い、夏涼しく冬温かい家となっています。
断熱材の上からパネルをはり、内装も完成が近づいてきました。パネルに壁紙を張れば壁は仕上がりですが、傷つけないように、その作業はなるべくすべての工事が終わってから行います。
階段が設置されるのは、工事の終盤です。工事中の間、職人たちは梯子をかけて上り下りをしながら工事を進めています。
この事例では折り返し階段を設置しました。折り返し階段には踊り場があるので、落下した際に、一気に下まで落ちてしまわないといった利点があります。また、直階段よりステップ数が増えるので、勾配がなだらかになり安全です。階段の設置を考えるときには、レイアウト・デザインとともに、階段の種類、メリット・デメリットも併せてご検討ください。
キッチンが入りました。新しいレイアウトでは、対面式のキッチンで、背後に戸棚・冷蔵庫が置かれることになりました。対面式のキッチンからはリビングの様子が見通せるので、主婦にはうれしいデザインです。
養生をすべて取り、オレンジ色のパネルの張られたキッチンがお目見えです。クロスも張られ、これでキッチンは完了です。
この狭い空間にはトイレが入ります。背部には窓がつき、床面には排水溝があけられているのがわかります。
TOTOの手洗い付きのトイレが設置されました。トイレのクロス・クッションフロアは防水・防臭タイプで、お掃除しやすいものが選ばれました。
天井裏に収納をご用意しました。この収納には、クリスマスツリーや扇風機、ファンヒーターなどの季節ものや、子供たちの作品、災害に備えた備蓄などを入れる方が多いようです。
完成
外壁の塗り替えも終わり、改築がすべて完了しました。ご入居も済み、ご家族のお住い心地もよいとのご連絡をいただきました。
工事が始まってからもお客様としっかりお話しながら施工を進めていったので、ご納得いただけるリフォームとなったようです。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都北区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | スケルトンリフォーム |
施工期間 | 2-6か月 |
費用 価格 (約) | 1000万円~ |