とかく断熱と聞くと夏の「暑さ」や、冬の「寒さ」の対策などを連想してしまう方も多いかと思いますが、考えてみると本当に夏の暑い時期は1年の四分の一、冬の寒い時期も四分の一です。 残りの二分の一は春と秋なのです。
断熱性能の高い住宅というのは、確かに冬は暖かいですですが、夏も家の中を涼しくしておけば、その涼しさが保たれます。断熱材の機能=断熱性能が高いという事なのですから、熱を遮断するという点での性能が高いわけです。
断熱リフォームの時期として秋をおすすめしている理由が、リフォームで外気が入ってきても問題にならず、寒さが厳しくなる前に対応することで、冬の準備も遅らせられるということでした。しかし日本の気候も変わってきています。夏の最高気温も毎年更新されている気がします。
そこで暑さ対策として、夏の時期が来る前に、リフォームしやすい「窓断熱」をお勧めしたいです。断熱性能や住宅の大きさの問題にも左右されますが、窓断熱であれば比較的安価なコストでのリフォームが可能で、冷やしたお部屋をしっかりキープし、暑い季節も快適に乗り切れることにつながります。