門扉のリフォーム

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「門扉にはどんな機能が付いたものがあるのか」、「自宅に合うフェンスが分からない」といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
門扉リフォームについて基本的な知識を深めていただくことで、ご自宅の改善・グレードアップを計画していただけます。
この記事では、株式会社CloverHomeの門扉リフォームについて、施工内容の説明に始まり、門扉の種類、メリット、注意点など順を追ってご紹介させていただきます。ぜひ記事の内容を読み、リフォームを行う際の参考にしてください。

門扉リフォームの施工内容

門扉(もんぴ)リフォームの施工内容について紹介します。

  • 門扉の塗装
  • 門扉の交換
  • 門扉の設置

それではひとつずつ見ていきましょう。

門扉の塗装

門扉の劣化を防ぐために、塗料を塗り直して綺麗にするリフォームです。
門扉が劣化すると、錆や腐食といった症状が現れ、最悪の場合新しいものと交換する必要があります。そうならないように、古くなってきたタイミングで塗り替えを行うことをおすすめします。
門扉の耐用年数は、基本的に20年~25年程度です。ただ、雨風に多く晒されるなど、状況によって劣化が早く進む可能性もあります。

門扉の交換

古くなった門扉を新しいものと交換するリフォームです。
劣化がかなり進み、塗り直しや修理するのが困難な状況などに行います。また、今使っているものとは別のタイプの門扉に替えるために行うこともあります。
新しく今まで使っていた門扉とは別の機能やデザインを持った商品に交換することで、さらに住宅の防犯性などを向上させることができます。

門扉の設置

門扉が無い住宅に、新しく設置するリフォームです。
門扉を設置することで、防犯性を強化できたり、プライバシーを守れたりと様々なメリットが発生します。ただ、新しく門扉を設置する場合は、基礎工事をしっかり行う必要があります。

門扉の種類5選

門扉の種類について紹介します。様々な種類があるため、ぜひ門扉選びの参考にしてください。

  1. 片開き
  2. 両開き
  3. 親子開き
  4. アコーディオン
  5. 跳ね上げ

それではひとつずつ見ていきましょう。

1.片開き

片開きは、扉が1つだけで左右どちらかに開く門扉です。
サイズがコンパクトで、狭い場所にも設置できる特徴を持つため、様々な住宅で使用されています。主に裏口や勝手口などに多く設置されています。また、シンプルな造りになっているため安価で手に入れることが可能です。
素材にもよりますが、軽くて扱いやすいため少しの力で開くことができます。ただ、やはりサイズが比較的小さめなので裏口など狭いところに設置することをおすすめします。

2.両開き

2つの扉が左右に開くタイプで玄関に多く設置されている商品です。両開きには以下の種類があります。
・親子開き
・アコーディオン
両開きは、片開とは違いサイズが大きく、設置するためには広めの間口が必要になります。その分使い勝手が良く、大きな荷物を運ぶ際は両扉とも開き、人が出入りする際は片方だけ開けるといった使い方ができます。
また、玄関に設置することで、防犯性や安全性が向上するなど多くのメリットがある点も魅力です。
他にも、鍵が付いているものや自動で開閉するタイプなど様々な種類が用意されています。

3.親子開き

親子開きとは、親扉と子扉というサイズが異なる2つの扉で構成されている門扉です。
普段は幅の広い親扉を使い、大きな物を運ぶ際は幅の狭い子扉の方も開けて間口を広くするといった使い方ができます。両扉の設置が難しい狭い場所でも、親子開きなら取り付けることができます。
また、左右の大きさが違うため他の門扉とは異なるデザインを楽しむことも可能です。

4.アコーディオン

こちらはその名の通り、楽器のアコーディオンのように伸ばしたり縮めたりして開閉する門扉です。主に、駐車場やガレージなどで多く使われています。伸縮自在のため狭い場所でも設置できるというメリットがあります。
両開きだけでなく、片開きのタイプもあり様々なサイズや種類が用意されている点も魅力です。ただ、傾斜のある場所では開閉しづらいというデメリットもあります。
もし、そういった場所に設置する場合、傾斜に対応したアコーディオン門扉を選ぶようにしましょう。

5.跳ね上げ

跳ね上げは、上下に開閉する仕組みで、主に車庫で使われている門扉です。開閉のやり方には以下の方法があります。

  • 手動:扉の取っ手部分をつかんで持ち上げるようにして開く
  • 電動:リモコンや支柱のボタンを操作して開閉する

上下に開くため、狭い場所でも設置することができます。ただ、跳ね上げを使用する際、上に障害物があると開閉できないため注意が必要です。
また、自動ロックや過負荷検知などの便利機能が付いたものも用意されています。

門扉のおすすめデザイン7選

門扉には様々な素材で出来たものがあります。それぞれの特徴を理解しておくことで、自分好みの門扉を見つけやすくなります。

  1. アルミ形材
  2. アルミ鋳物
  3. 木材
  4. 木粉入り樹脂
  5. ステンレス
  6. スチール

それではひとつずつ見ていきましょう。

1.アルミ形材

アルミ形材(かたざい)は、安価で耐久性に優れており、門扉の中でも最も需要が高い商品です。
アルミは、性質上錆に強くて腐敗しづらいという特徴を持っています。耐久性にも優れているため、劣化の進行が遅くメンテナンスがあまり必要ないというメリットもあります。
また、軽くて開閉しやすいため、小さな子供や高齢者でも扱いやすい点も魅力です。
商品にもよりますが、一般的には約10万円以下で注文することができます。デザインも豊富に用意されているため、自宅の装飾に合う門扉を選ぶことができます。

2.アルミ鋳物

アルミ鋳物(いもの)とは、アルミを金属の型に流し込んで作られた門扉のことです。
こちらもアルミで出来ているため、軽量で耐久性が高いという特徴を持っています。
また、アルミ鋳物はその材質から、高級感のあるデザインが多く用意されており、洋風の住宅などに合わせやすい商品です。ただ、アルミ形材と比べて価格が高いため、設置する際に予算を多く用意する必要があります。

3.鉄

鉄製の門扉は、輸入住宅などに多く使われている商品です。
重厚で高級感のあるデザインが用意されている点が魅力です。そのデザイン性から、アメリカンや北欧スタイルなどの輸入住宅に合わせやすいという特徴があります。
また、鉄製はオーダーメイドが可能で、自分だけのデザインの門扉を設置できるというメリットもあります。ただ、鉄は錆やすいという特徴も持っているため、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
メンテナンスの頻度としては、5年ごとを目安に行うことがおすすめです。

4.木材

天然の木を使っており、独特の温もりあるデザインが特徴の門扉です。
木製のデザインは、和風やカントリーなど様々な住宅に合わせやすいというメリットがあります。軽量で開閉しやすいという点も魅力です。
ただ、木製のため劣化すると腐食や虫の被害が発生する可能性があります。そのため、定期的に塗り替えやカビ取りなどのメンテナンスを行って、綺麗な状態を保つことをおすすめします。

5.木粉入り樹脂

木粉が入った樹脂で作られた門扉で、天然の木と同じ見た目をしている点が特徴です。
木粉は入っていますが、樹脂製のため耐候性が高く、木製の門扉のように定期的にメンテナンスをする必要がありません。
見た目は、木製のため様々なデザインの住宅と合わせることができます。ただ、木製の質感までは再現できないため、木のデザインでメンテナンスの手間がかからない門扉を設置したいという方におすすめの商品です。

6.ステンレス

ステンレス門扉は、マンションなどで多く設置されている商品です。
ステンレス製は、耐久性があり耐水性も高いため、錆にも強いという特徴を持っています。
汚れも付きにくく、熱にも強いというメリットもあります。そのため、メンテナンスがあまり必要ない点も魅力です。
金属感があるデザインで、スタイリッシュな雰囲気を演出することができます。

7.スチール

スチール製は、価格が安く勝手口などでよく使われている商品です。
スチール製も軽量で扱いやすく、耐久性があるという特徴を持っています。シンプルなデザインのものが多く、和風と洋風どちらの住宅にも合わせやすいというメリットがあります。
また、スチールは、強度が高く変形しづらいというところも利点です。それでいて他の門扉と比べて安価で手に入るという点も魅力の一つです。

門扉を設置する4つのメリット

門扉を設置すると様々なメリットが発生します。紹介するメリットを参考にしてぜひ門扉の設置を検討してみてください。

  1. 防犯性が向上する
  2. 子供の飛び出しを防げる
  3. プライバシーを守れる
  4. デザイン性が向上する

それではひとつずつ見ていきましょう。

1.防犯性が向上する

門扉を設置すると防犯性が向上するというメリットがあります。
自宅の境界線が明確になり、空き巣などが侵入する際に抵抗感を与えることができます。
ある程度高さのある門扉にすることで、さらに防犯性を向上することが可能です。施錠できるタイプを設置するのも効果的です。
さらに、クローズドタイプにすると乗り越えるのが難しくなるのでこちらもおすすめとなっています。

2.子供の飛び出しを防げる

門扉があれば、子供やペットがいきなり道路に飛び出すことを防ぐことができます。
自宅を出て、もう一つ扉が前にあるためいきなり道路に飛び出すことを防ぐことができます。外で子供と遊ぶ際もボールが道路に飛び出す心配もありません。
特に、交通量の多い場所に自宅がある場合、門扉を設置することをおすすめします。

3.プライバシーを守れる

防犯性が向上するだけでなく、外からの視線を遮ってプライバシーを守ることもできます。
クローズドタイプの門扉だと、視線を完全に遮ることが可能です。その際、誰が来たか分からなくなるため、インターフォンを設置することで来訪者を確認することができます。
フェンスなどの外構もクローズドタイプにすることで、外から自宅の中や庭の様子が分からなくなるため、リラックスして過ごすことができます。

4.デザイン性が向上する

自宅の装飾に合う門扉を選ぶと、デザイン性が向上しておしゃれになります。
デザイン性が高いのは、アルミ鋳物や鉄製のものです。ただ、大切なことは自宅の色や雰囲気に合うデザインのものを選ぶことです。
デザインを決める際、外から住宅全体を覗いた時と、家の中や庭から見た時に違和感を感じない門扉を選ぶようにしましょう。

門扉リフォームの6つの注意点

門扉リフォームを行う際には、いくつか注意点が存在します。これから紹介する注意点を理解しておくことで、リフォームを成功させやすくなります。

  1. 基礎工事をしっかり行う
  2. 道路付近なら引き戸にする
  3. 位置を変更する際は手続きが必要
  4. DIYはおすすめできない
  5. 門扉の幅を考える
  6. 工期をあらかじめ理解しておく

それではひとつずつ見ていきましょう。

1.基礎工事をしっかり行う

門扉を設置する際、基礎工事をしっかりと行う必要があります。
基礎工事とは、地盤と建物をつなぐ基礎を作る工事のことです。基礎をしっかり作らないと、時間の経過と共にどんどん門扉が傾き、最悪の場合開閉できなくなる可能性があります。
特に、大きい門扉や重量の重い商品などは、基礎工事をしっかり行わないと簡単に傾いてしまいます。そのため、しっかり機能する門扉を設置するなら、基礎工事をしっかり行うようにしましょう。

2.道路付近なら引き戸にする

住宅が道路付近にある場合は、引き戸か内開きの門扉を設置するようにしましょう。
外開きのものを設置してしまうと、車や歩行者にぶつかってしまい危険です。
また、引き戸は開きやすく子供や高齢者の方でも扱いやすいという特徴があります。そのため、強いこだわりなどがなければ基本的に門扉は引き戸か内開きのタイプを選ぶことをおすすめします。

3.位置を変更する際は手続きが必要

住居表示がある地域では、リフォームなどで門扉の位置を変更する場合、自治体に届け出を提出する必要があります。
住居表示とは、目的地に郵便物などが無事に到着するように、住所をわかりやすく表示する制度のことです。この制度を実施している地域で建物の新築や改築などを行い出入口を変更した場合、届け出を提出する決まりがあります。
そのため、不安な方はリフォームなどで門扉の位置を変更する前に、不動産会社に問い合わせて事前に確認しておきましょう。
出典:神戸市市役所 住居表示の概要
https://www.city.kobe.lg.jp/a53715/kurashi/registration/jukyo/04_kanre.html

4.DIYはおすすめできない

かなり慣れている人以外は、DIYで門扉を設置することはおすすめできません。
用意する材料が比較的少なく作業もシンプルですが、基礎工事に失敗すると門扉が正確に機能しなくなる恐れがあります。最悪の場合、門扉が倒れて怪我をする可能性もあります。
こういった危険があるため、DIY初心者が自分で門扉の設置を行うことはおすすめできません。どうしても自分で設置したい場合は、簡易門扉などを取り付けるようにしましょう。
もし、門扉の設置やリフォームを業者に依頼する場合は、ぜひ一度クローバーホームまでご相談ください。
参考:GATE FACTORY 簡易門扉
https://gatefactory.jp/product.php?id=43

5.門扉の幅を考える

門扉を新しく設置する場合、事前にどこにどれくらいの大きさの商品を取り付けるのか確認しておきましょう。
場所の間口のサイズによって、設置できる門扉の大きさや形状が異なります。
そのため、まず設置する場所の幅を測り、そこからどの門扉にするか決定することをおすすめします。

6.工期をあらかじめ理解しておく

リフォームが完了するまでの日数を理解しておくと予定を立てやすくなります。門扉リフォームにかかる日数の目安は以下になります。

  • 基礎工事から設置:2~7日
  • 扉部分のみの交換:1日
  • リフォーム:1~7日

基礎工事から行う場合、基礎が固まるまである程度時間がかかります。
また、電子錠などを取り付ける場合、工程が増えるため通常よりも日数がかかる可能性があります。そのため、門扉の設置やリフォームを行う際は、1週間ほどかかると想定しておくようにしましょう。

便利機能が付いた門扉へリフォーム

門扉の中には便利機能が付いた商品があります。そういった商品を設置することで防犯性や利便性が向上します。

  • 電気錠
  • 遠隔操作
  • ブレーキ機能
  • 過負荷検知

それではひとつずつ見ていきましょう。

電気錠

門扉には、電気錠が付いているタイプがあります。電気錠には以下の種類があります。
・リモコン式
・タッチ式
・キーパッド式
電気錠はピッキングなどの不正解錠に強く、取り付けることで防犯性がかなり向上します。タッチ式などにすることで鍵を探す手間を省き、利便性が向上するといったメリットもあります。
また、商品によっては自動で扉を施錠する機能が付いたものもあり、鍵の閉め忘れを防ぐことが可能です。
出典:YKK AP ピタットKeyシステム 電気錠付き門扉
https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/exterior/electriclock_gate

遠隔操作

インターフォンと電気錠を連動させることで、遠隔操作で施解錠できる商品もあります。
このシステムのメリットは、インターフォンで誰が来たか確認してから鍵を開けられる点です。防犯対策もでき、自宅に居ながら門を開けられるため移動する手間を省くことも可能です。
また、移動する手間を省けるため足が不自由な方でも簡単に門扉を開けることができます。自宅だけでなく、学校や会社など様々な場所で使用できる点も魅力の一つです。

ブレーキ機能

電動の跳ね上げ門扉には、扉を手動でこじ開ける行為を防ぐブレーキ機能が付いています。
ブレーキ機能が付いていることで、車庫への侵入や車の盗難を防ぐことができます。
また、電動タイプはリモコンなどを使用して扉を開けることができるため、車に居ながら操作することが可能です。ペットガードというペットが飛び出さないように、扉の隙間を狭くした商品もあります。
出典:YKK AP ルシアスアップゲート
https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/exterior/lucias-upgate

過負荷検知

過負荷検知機能とは、ゲートに車や人がはさまれそうになった場合に、自動的に扉が上昇して止まるシステムのことです。
この機能が付いていることで、安全に跳ね上げ門扉を使用することができます。先ほど紹介したブレーキ機能も一緒に付いた商品を使うことでさらに防犯性が向上します。

門扉リフォーム目安費用

門扉リフォームの目安費用は以下となります。

リフォーム内容 目安費用
門扉の設置16万~41万円
撤去3万~10万円
交換14万~46万円
修理1万~10万
塗装7,000~5万

具体的な施工費用が知りたい方は、ぜひクローバーホームまでご連絡ください。
出典:門扉の価格相場やリフォーム費用は?安く抑えるポイントも解説!
https://reform.cainz.com/knowledge/gates/7442

クローバーホームの門扉リフォーム

昨今人気なのは、機能門柱というインターフォンとポスト、表札が一体型になった門柱です。
クローバーホームではLIXIL、YKKAP、三協アルミなど有名メーカーの機能門柱取付工事を行っています。
旧来の門柱と違ってインターフォンの電気配線がありますので、水が入って配線が錆びることがないように、細心の注意を払って工事しています。

門扉リフォームまとめ

門扉リフォームの説明から、門扉の種類やメリット、注意点、便利機能、目安費用、クローバーホームのリフォームまで御覧いただきました。
お客様の中で具体的に門扉リフォームのプランが決まりましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最高なプランをご提供いたします。
また、株式会社CloverHomeは門扉だけでなく、住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、門扉リフォーム以外の施工もお任せください。
他にも、今回ご紹介いたしました門扉リフォームする際のポイントについてもご参考になさってください。
・新しく門扉を設置する場合は、基礎工事をしっかり行う
・道路沿いに設置する場合は、引き戸か内開きの扉にする
・門扉リフォームは自分でやるには難易度が高いためおすすめできない
これらの項目をご留意いただきながら門扉リフォームを進めることで、お客様のプランを叶えることができます。
お客様の理想の門扉リフォームに向けて、私たちがしっかりとお手伝いさせていただきます。

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