「窓やサッシのリフォームってなぜ必要なの」、「どんな効果があるのか分かりづらい」、といったお悩みを抱えている方もいらっしゃるかと思います。
窓やサッシのリフォームについての基礎的な知識を深めていただく事で、なぜリフォームが必要なのか、どんなメリットがあるのか、目安費用といったことを理解し、ご自宅の改善・グレードアップを計画していただくことができます。
この記事では、株式会社CloverHomeの窓リフォームについて、リフォームの必要性に始まり、工法の種類と特徴、リフォームする際のポイント、目安費用など順を追って皆様にご紹介させていただきます。
ぜひ記事の内容を読み、リフォームを行う際の参考にしてください。
なぜ窓リフォームが必要なのか
窓が古くなり劣化すると、様々な問題が発生するためリフォームが必要となります。
たとえば、窓が劣化すると断熱性や防音性の効果が失われ、カビや結露などが付きやすくなるなどの悪影響が発生します。
また近年、地球温暖化の影響により気温が上昇しているため、窓の断熱や遮熱の効果は必須となってきている状況です。
また、断熱・遮熱効果が低下してくると部屋の中が暑くなりやすく、光熱費も増加してしまいます。
他にも、窓が古くなると防犯性能も低下し、外から侵入しやすくなるという問題もあります。
こういった、様々な問題を解決するために古くなった窓はリフォームするようにしましょう。
窓リフォームの種類とそれぞれの特徴
窓リフォームといっても、様々な施工方法があります。
それぞれの窓リフォームについてご紹介します。
- はつり工法
- カバー工法
- 内窓の設置
- 窓ガラス交換
それではひとつずつ見ていきましょう。
はつり工法
はつり工法とは、元からある窓枠を外して新しいものと交換する方法のことです。
既存の窓枠を取り外すため、窓のサイズを変えることなく新しいものと交換することができます。
また、新しい窓枠にするため、外観やデザインをこだわることも可能です。
ただ、元の窓枠を外す際、周りの外壁をある程度カットするため、大きな工事となってしまうことがあります。
その場合は比較的、施工時間も費用もかかってしまいます。
そのため、はつり工法を行う場合は、デメリットの部分も考慮した上で施工するようにしましょう。
カバー工法
こちらは、元からある窓枠の上から新しい窓を被せるようにして取り付ける工法です。
既存の枠に被せる形で取り付けるため、少し窓が小さくなってしまうという問題があります。
しかし、その分工事が簡単で時間も手間もかからないというメリットがあります。
また、既存の窓枠を取り外す必要がないため、費用も抑えることも可能です。
他にも、元からある窓の上からさらに新しいものを取り付けるため、断熱性や防音性が大きく向上するという利点もあります。
そのため、費用や工事規模を抑えつつ、断熱性や防音性などを向上させたいという方には、カバー工法がおすすめです。
内窓の設置
内窓とは、現在ある窓の内側にもう一つ新しく設置する窓のことです。
元の枠組みに新しい窓を被せるカバー工法と似ていますが、内窓は今ある窓も活用するのが特徴です。
内窓を設置することで二重窓になり、断熱性や防音性がかなり向上します。
また、結露が発生するのを抑えて、室内の温度を快適にする効果もあります。
他にも、内窓は部屋の装飾に合わせたデザインにすることもできるため、インテリアとして優れているのも利点です。
ただ、窓が二重になったことで、その分汚れも多くたまるため定期的に掃除するようにしましょう。
窓ガラス交換
こちらは、その名の通り今ある窓枠を残して、窓ガラスだけを新しいものと交換する工法です。
複層ガラスにしたり、頑丈な防犯ガラスにしたり様々なものと交換することができます。
そのため、自分の家の環境に合った窓ガラスに交換することができます。
枠組みは残した状態で窓だけ交換したい場合は、窓ガラス交換をおすすめです。
成功へ導く窓リフォームのポイント
窓リフォームにはいくつかの重要なポイントが存在します。
そのポイントを理解して実践することで、自分の理想のリフォームを実現しやすくなります。
- 窓リフォームで重要な選択肢
- 窓のサッシ選びのコツ
- 窓を大きくする場合は防犯性も高くする
- マンションでのリフォームは事前確認が必要
それではひとつずつ見ていきましょう。
窓リフォームで重要な選択肢
リフォームを行う場合は、目的を具体的にして窓ガラスを選ぶようにしましょう。
窓ガラスには、それぞれ特化した効果を持っていますので、、リフォームをする前に目的や現在の窓の問題点などを具体的にしておくと計画がしやすくなります。
たとえば、結露を防ぐことが目的の場合、リフォームを行う場合、結露の発生を抑制する効果を持った複層ガラスを選ぶことができます。
このような感じでリフォームする理由を具体的にしてそれに特化した窓ガラスを選ぶことで的確に問題を解決することができます。
窓のサッシ選びのコツ
サッシに関しても窓ガラス同様に、目的を具体的にして選ぶことが重要です。
また、窓を設置している方角によって、サッシに必要な効果も変わってきます。
例えば南に窓が設置されている場合、日射熱が多くあたるため遮熱性に特化したアルミ樹脂複合サッシを選ぶなどです。
他にも、自分が住んでいる地域の気候に合うようにサッシを選ぶことも肝心です。お客様が今住んでいる地域が寒冷地の場合、断熱性の高いサッシを選ぶと部屋の中の気温が快適になります。
このように、サッシは自分の住んでいる地域の気候や設置している方角によって選ぶようにしましょう。
窓を大きくする場合は防犯性も高くする
大きい窓を設置する場合は、必ず防犯性が高いかどうか確認しましょう。
リフォームで窓を大きくした場合、防犯性が低下する可能性があります。
理由としては窓が大きくなると、その分泥棒が侵入する際に体が入りやすくなるためです。
そのため、窓を防犯ガラスにするなどして防犯性能も高くする必要があります。
また窓が割れにくくなると、泥棒から侵入される可能性が低くなります。
昨今物騒な事件が報道される機会も多くなっていますので、リフォームで窓のサイズを大きくする場合は、必ず防犯性能も高めるようにすることをお勧めします。
マンションでのリフォームは事前確認が必要
マンションの共用部分をリフォームする場合は、事前に管理組合に確認をとる必要があります。
基本的に窓は共用部分になるため、個人で勝手にリフォームすることができません。
また、内窓に関しては専有部分となることが多いですが、マンションによって規約が変わってきます。
そのため、リフォームを行っていい部分なのか分からない時は、管理組合に確認を行いましょう。
窓リフォーム完成後の効果とメンテナンス
リフォームを行った後、窓には様々な効果が付与されます。
ここでは、リフォーム完成後の効果やメンテナンスについて紹介します。
- 断熱・遮熱性が向上する
- 防犯性能が向上する
- エネルギーコスト削減
- 災害対策となる
- メンテナンスの頻度と重要性
それではひとつずつ見ていきましょう。
断熱・遮熱性が向上する
窓をリフォームするメリットとして、断熱性や遮熱性が上がるという点です。
断熱性は、部屋の熱を外に逃がさない効果で、冬は暖房の熱を逃がさず夏は冷房の冷たさを部屋の中に保つことができます。
一方、遮熱性は外の熱を遮断して、部屋の中に侵入することを防ぐ効果があります。
これらの効果を向上させることで、夏は涼しく冬は暖かくして快適に過ごすことが可能です。
また、冒頭でも紹介しましたが、近年では地球温暖化の影響で気温が上昇しているため、特に断熱性や遮熱性の効果が重要となってきます。
他にも、断熱・遮熱性を向上させると暖房や冷房が効きやすくなり、部屋の温度を保つことができるため月々の光熱費も抑えることも可能です。
そのため、窓リフォームを行う際は、断熱・遮熱性の高い窓ガラスを選ぶようにしましょう。
防犯性能が向上する
割れにくい複層ガラスなどにリフォームすることで、防犯性能を高めることもできます。
泥棒は高確率で窓から侵入されるといわれており、ガラスを割って鍵を開けるという手口で侵入してきます。
そのため、窓ガラスを割れにくいものにするだけで、泥棒が諦めて侵入する確立を低くすることが可能です。
また、防犯性が高いだけでなく紫外線をカットする効果も合わせ持った窓もあります。
リフォームで窓を新しくする場合、防犯効果の高い複層ガラスに変更することもおすすめです。
参考 YKK AP 安全合わせ複層ガラス/防災安全合わせ複層ガラス:https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/window/glass_security
防音性が向上する
複層ガラスや内窓を設置することで、防音性を向上させることもできます。
特に、内窓などの二重窓は防音性が高く、断熱性や防犯性もある窓となっています。
他にも、防音効果があるのは合わせガラスと複層ガラスです。
合わせガラスは、防音性能があるだけでなく、紫外線カットや破損した際のガラス片が飛び散るのを抑える安全性も備わっています。
複層ガラスは、元々の防音効果が低いためペアガラスを設置すると防音性能が向上します。
このように、防音ガラスは様々ありますが本格的に防音したい場合は、二重窓を設置するようにしましょう。
災害対策となる
窓リフォームで防災ガラスを導入すると、災害時の対策にもなります。
防災ガラスは、2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟んで強力に接着する構造です。
この構造により、ガラスが割れたとしても飛散を抑えて、ケガをすることを防止します。
また、このガラスは耐貫通性にも優れており、防犯対策としても扱うことが可能です。
このように、防災や防犯対策に適した窓ガラスを設置したい場合は、防災ガラスを導入することをおすすめします。
メンテナンスの頻度と重要性
窓のメンテナンスというのは、定期的な清掃や業者による点検・補修などのことです。
窓ガラスは1ヵ月に1回、サッシやレール、網戸は半年に1回掃除することがおすすめです。
ただ、花粉や黄砂、梅雨などが原因で窓に汚れが溜まってしまうため、気候が落ち着く7月~8月にしっかり手入れをする必要があります。
また、サッシは汚れが特に溜まりやすく、手入れをしないと窓を開けにくくなったり、鍵をかけづらくなったりします。
そのため、掃除機で吸ったり、刷毛で掃いたりとしっかり掃除するようにしましょう。
窓リフォームの目安費用
窓リフォームは、同じ工法でもサイズによって値段が変わってきます。
窓リフォームの目安費用は以下となります。
リフォーム内容 | 目安費用 |
窓交換(180cm×170cm) | カバー工法:10万~20万円 はつり工法:30万~50万円 |
内窓の設置(180cm×170cm) | 8万~15万円 |
ガラス交換(180cm×170cm) | 5万~15万円 |
サッシ交換 | 壁工事なし:3万~5万円 壁工事あり:20万~50万円 |
窓の増設 | 10万~30万円 |
具体的な費用が知りたい場合は、ぜひ一度クローバーホームまでご連絡ください。
参考 リショップナビ 窓・サッシリフォームの費用とポイント
https://rehome-navi.com/articles/448
クローバーホームの窓リフォーム
窓を二重窓にすると、間に空気の層ができて、窓の断熱効果を向上させることが可能です。
また、二重窓によって夏は涼しく冬は暖かい、空調効果の高いエコな家にすることも可能です。
ほかにも窓リフォームのポイントとしては「サッシをペアガラスに変更して家の断熱性能をアップさせる」「サッシ自体を樹脂サッシに取り換え、ガラス以外にも枠から断熱性能をアップさせる」などのプランがあります。
家全体まるごとリフォームや断熱改修、増改築、リフォームの際に窓の取り換えをおすすめします。
クローバーホームはリフォームで家全体の快適性と防犯性、安全性を高めるプランをいろいろご提案しています。
窓ガラスやサッシの種類も様々な商品を取り揃えておりますのでお気軽にご連絡ください。
窓リフォームまとめ
窓リフォームの必要性から、工法の種類や特徴、リフォームのポイント、目安費用、クローバーホームのリフォームまで御覧いただきました。
お客様の中で窓やサッシに必要なリフォームが具体的に決まりましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提供いたします。
また、株式会社CloverHomeは窓やサッシだけでなく、住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、窓リフォーム以外の施工もお任せください。
他にも、今回ご紹介いたしました窓リフォームの必要性やポイントなどについてもご参考になさってください。
- 窓リフォームを行うことで断熱・遮熱性が向上して部屋の気温を快適になり、光熱費を抑えることができる
- リフォームを行う際は必要な効果を具体的にして、それに特化した窓を選ぶ
- 窓を大きくした場合は必ず防犯性にも気を配ること
これらの項目をご留意いただきながら窓リフォームを進めることで、お客様のプランを叶えることができます。
お客様の理想の窓リフォームに向けて、私たちがしっかりとお手伝いさせていただきます。