吹き抜けに光を取り込む窓を交換

家の全体改造の一環で、吹き抜けに設置されたはめ殺しの窓を上下引違い窓にリフォームした事例を紹介します。

吹き抜けに設置された窓は足場の確保が難しいため、なかなか修繕することができません。この事例の窓は、外に屋根があったため、比較的安全に、また安価に交換ができました。リフォーム後は吹き抜けをなくし、床を作ります。そのため、二階から開け閉めができるようになるので、日常的に風と光を入れることのできる窓になります。

施工前

既存の窓は光を入れるだけのはめ殺しの窓。リフォーム後は二階から開け閉めできるようになるので、風も取り入れたいと交換を行います。写真は、窓を撤去するために、窓より一回り大きく壁をくりぬいているところです。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

既存の窓を撤去し新しい上下引違いの窓を設置しました。写真は、雨漏りしないように防水加工を行っているところです。防水がうまくできていないと、家の中に水が入る原因（雨漏り・水漏れの原因）になってしまうので、注意して作業を進めます。

窓が固定され、あとは壁材を塗るだけですが、完全に乾いてからの作業になるので、少しの間、ここの工事はお休みです。

最後の作業に入る前に、窓全体を養生しています。この後、壁材を塗って、リフォーム完成。新しくなった部分だけ白く仕上がる……なんてことは、ベテラン職人においてはあり得ません。最初からこうだった！というような仕上がりです。

完成

家の中から見たところです。内装のリフォームが進み、吹き抜けだった部分に床が作られているので、窓の開け閉めができるようになっています。

この事例では、吹き抜け部分をなくして二階部分の床を作ったことで、はめ殺しの窓を風を入れることのできる窓に変えたいというご希望をいただきました。吹き抜けの上部はメンテナンスも難しいもの。大規模な改修の際には、このようなリフォームもご検討ください。

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