玄関リフォームを行いたいけど、どういったことに気をつければいいか分からないといったお悩みを皆様抱えていらっしゃるかと思います。
玄関リフォームについての基本的な知識を深めていただく事で、どこに気をつければいいのか、目安費用、成功のコツなどについてより理解していただくことができます。
この記事では、株式会社CloverHomeの玄関リフォームについて、リフォームの基本知識にはじまり、チェックするべきポイント、成功のコツ、目安費用などについて順を追って皆様にご紹介させていただきます。
玄関リフォームで知るべき基礎知識
基礎知識を知ることで、玄関リフォームを行う上での大事なポイントなどを理解することができます。
大事なポイントを抑えることができれば、自分の理想のリフォームを行うことができます。
- 玄関の役割とは
- 防犯・防災面での改修ポイント
それではひとつずつ見ていきましょう。
玄関の役割とは
玄関は家の第一印象が決まる大切な場所です。そのため、玄関のデザインや機能性にこだわることは、家の雰囲気を心地よいものにすることにつながります。
また、玄関は入口というだけでなく、家を守る防犯の役割も持っているため、防犯対策に力を入れることが重要です。
ドアのカギを強固なものにしたり、防犯カメラを設置したりと玄関の防犯対策をしっかりすることで、空き巣の侵入防止など防犯につながります。
他にも、玄関には住む人のモチベーションを高めたり、安心感を与えたりする効果もあります。玄関は住む人の気持ちに影響するだけでなく、来訪者や周囲に家の印象を与える重要な空間でもあるため、利便性や雰囲気などにこだわることは非常に大切です。
防犯・防災面での改修ポイント
玄関のリフォームを行う上でとても重要になるポイントとして、防犯機能があげられます。
空き巣が侵入する際に最も通る場所は窓ですが、同じくらい玄関から入ることが多いようです。
鍵をかけていても、ピッキングやサムターン回しといった手口を使って開錠して侵入してきます。
そのため、玄関ドアの防犯性を高めることが重要です。
例えば、2か所に鍵穴を設置してピッキングを行いづらくさせる「2ロック」やドアをこじ開ける行為を防ぐ「鎌付デッドボルト」などの鍵を使用すると防犯性が大幅に向上します。
他にも、鍵のつまみを取り外してサムターン回しを防げる「セキュリティサムターン」という鍵を使用することも効果的です。
参考: LIXIL 高い防犯機能でリスクを回避
https://www.lixil.co.jp/reform/imadoki/entrance/security.htm
また、防犯カメラや人感センサーを設置することもおすすめです。
不審者は玄関が暗い住宅を狙ってピッキングなどを行う傾向にあるため、人感センサーなど設置してドア周辺を明るくすると防犯性が高まります。
加えて、防犯カメラやモニター付きのインターホンなどで周囲を確認できるようにするとさらに防犯性が高まり、空き巣に侵入される可能性を減らすことが可能です。
他にも、自分だけで防犯対策するのが不安という方には、ALSOKのホームセキュリティがおすすめです。ALSOKのオンラインセキュリティなら、住宅に各種センサーを設置し24時間365日見守ってくれます。さらに、異常が起きた場合ガードマンがすぐに駆け付けてくれ対応してくれます。
参考: ALSOK HOME ALSOK Connect
https://www.alsok.co.jp/person/connect/#online
このように、現在では玄関や住宅を犯罪から守る商品やサービスが多くあるため、ぜひリフォームを機会にご自宅の玄関の防犯性を向上させましょう。
玄関リフォームのチェックするべき5つのポイント
玄関まわりをリフォームすると、それだけで家の印象がガラリと変わります。
ドアの特徴や材質、収納など、玄関まわりのチェックするべきポイントについて紹介します。
- 玄関ドアのタイプを決める
- 玄関ドアの材質を検討する
- 玄関ドアの主要メーカーをチェックする
- 玄関内装の素材選び
- 玄関収納
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.玄関ドアのタイプを決める
新しい扉と交換する場合、まずはご自宅の玄関ドアのタイプをチェックしておくことが大切です。
おおまかに分類すると、玄関ドアは「片開き」「親子開き」「両開き」「引き戸」の4タイプがあります。
リフォームの場合、同じタイプ同士のお取り替えならば、特に問題はないでしょう。
しかし別のタイプへの変更を希望されるときは設置スペースの問題などが絡んできます。
その場合、プロに現地調査を依頼してドアを設置できるのか確認してもらう必要がありますが、現地調査を希望される際は、ぜひ一度クローバーホームまでご相談ください。
それでは、それぞれの玄関ドアの特徴について紹介します。
片開き
扉は1枚で、左右のどちらかに開くドアです。
片開きは、玄関ドアや室内ドアの中でもオーソドックスなタイプとなっています。
また、間口が比較的せまくても取り付けられるため、あまりスペースを取らないというメリットがあります。
もしも、玄関を少しでも明るくしたい場合は、扉の上に欄間(らんま)窓があるタイプがおすすめです。
親子開き
出入りするとき常に使うドアと、必要なときだけに開くサブの細いドア、2枚を組み合わせたタイプのドアです。
サブのドアは普段は固定しておき、掃除をする際や大きな荷物を出し入れする時だけ大きく開放するという使い方ができる点が特徴です。
また、2枚のドアにそれぞれ窓が付いたタイプにすると、玄関を明るくすることもできます。
親子開きドアは、玄関を大きく使いたいという方におすすめの商品となっています。
両扉
両扉は、真ん中から左右に開くタイプのドアです。
間口が広いため解放感があり、大きな荷物なども運びやすいという利点があります。
ただ、その分設置するスペースが広く必要となるというデメリットもあります。
そのため、広いスペースがとれる場合におすすめです。
引き戸
扉を横にスライドさせて開くドアを総称して引き戸といいます。
引き戸には種類があり、左右どちらかにスライドして開く「引き違い戸」、戸が一枚の「片引き戸」、引き戸は2枚で、戸を左右の壁に引き込む「両引き込み戸」などの種類があります。
古くは和風住宅玄関の定番でしたが、車椅子ご利用の方も開けやすいことから、昨今はバリアフリー対策で引き戸にリフォームされるケースも増えてきました。
そのため、扱いやすい扉をお求めの場合、引き戸がおすすめです。
2.玄関ドアの材質を検討する
玄関ドアのタイプだけでなく、扉の材質に注目することも重要です。
大きく分けて、玄関ドアの材質には「木製」と「金属製」があります。
材質によって、それぞれデザイン性やお手入れのしやすさ、耐久性など特徴が異なります。
玄関ドアの材質の特徴について見ていきましょう。
木製の玄関ドア
木製は、断熱性に優れ、結露しにくい点が大きなメリットです。
また、デザイン性も高く、木材独特の温かみのある質感を味わうことができます。
一方デメリットとしては、金属製と比較して美しい状態のまま保つのに手間がかかることです。
定期的にオイルなどを塗り直したり、割れた部分を補修したりする必要があります。
他にも、金属製よりも耐久性が低く、時間がたつにつれて劣化しやすいという問題もあります。
そのため、木材の雰囲気が好きで定期的にメンテナンスができる方におすすめの商品です。
金属製の玄関ドア
現在、玄関ドアはアルミやステンレス、鋼板などの金属製が主流といえるでしょう。
メリットは何と言っても軽くて耐久性が高い点です。
また、有名エクステリアメーカーから多数の商品が展開されており、豊富なデザインバリエーションから選べるのも魅力です。
ただ、アルミ製のドアは、外気の影響を受けやすいという特徴があるため、断熱材を多く入れるなどの対策をする必要があります。
3.玄関ドアの主要メーカーをチェックする
玄関ドアの主要メーカーについてもチェックするようにしましょう。
それぞれ優れた製品をラインナップしていますので、ひと通りチェックするとよいと思います。
国内主要メーカーは以下となります。
- LIXIL
- YKK AP
- 三協アルミ
- ユダ木工
- サンワカンパニー
クローバーホームではいずれのメーカーもお取り扱いしています。
各種カタログをご覧いただくこともできますので、気になる方はお気軽にご連絡をください。
また、必要に応じてショールームをご案内・同行もいたします。
4.玄関内装の素材選び
玄関で靴を脱いだりする三和土(たたき)というスペースに、タイルやビニルシートを使われているお宅も多くなっています。
素材をチェンジすると玄関インテリアがぐっと変わった印象になりますのでおすすめです。
また、タイルや石、シートなど素材ごとにそれぞれメリットがあります。
クローバーホームでは、お手入れのしやすい素材のご提案もいたしますのでお気軽にお問い合わせください。
5.玄関収納
玄関の収納を見直すと、生活が楽になるケースがあります。
例えば、靴や傘、コートなどを玄関に収納できるととても使い勝手がよくなります。
また、玄関スペースに余裕がある場合、食器などを収納できるパントリーにすると、キッチンが片付くほか、家事動線が整ってとても便利です。
こうした玄関収納のプランニングなども得意という点がクローバーホームの強みです。
造り付け収納などの大工工事はクローバーホームの腕の見せどころだと思っております。
そのため、玄関の収納まわりをリフォームする際は、ぜひクローバーホームまでご相談ください。
オシャレで実用的な玄関リフォームの成功コツ
玄関リフォームの成功のコツについてもご紹介します。
ちょっとした工夫で、玄関を広くおしゃれに見せることができます。
- 空間を広く見せる工夫
- リフォーム後のメンテナンス方法
それではひとつずつ見ていきましょう。
空間を広く見せる工夫
せまい玄関でも、壁紙や床を白などの明るい色味で統一することで広く見せることができます。
特に白は「膨張色」とも呼ばれており、空間が広がって見える効果が備わっています。
そのため、空間を広く見せたい場合は、空間の色を白色にすることがおすすめです。
また、玄関に観葉植物などを置くことでも広く見せることができます。
ドアを開けて真っ先に観葉植物の緑色に目が行き、それにより周りの空間が広く見えます。
他にも、玄関の靴を全て棚に入れることで、広く綺麗に見せることが可能です。
こういったちょっとした工夫で、せまい玄関でも広く見せることができるため、リフォームする際はその点にも注目してみてはいかがでしょうか。
リフォーム後のメンテナンス方法
玄関のリフォームが終わった後、定期的に清掃や点検を行うようにしましょう。
玄関のドアの場合、油やグリスなどを定期的に塗り、開け閉めの動作をしやすくする必要があります。
また、塗装を塗り直したりしてドアの耐久性や防水性を向上させることも重要です。
木製のドアの場合は、同時に防腐処理なども行う必要があります。
他にも、玄関の床や壁材もメンテナンスするようにしましょう。
特に床は、靴の汚れなどが付きやすく、定期的に掃除しておかないとすぐに汚れてしまいます。
壁も白色の場合、汚れが目立ちやすいため日頃の手入れが重要です。
このように、玄関の機能性や美しさを保つためにはメンテナンスが必要となります。
また、もし何かトラブルなどが起こった場合は、業者に相談してすぐ解決するようにしましょう。
玄関リフォームの費用相場とその内訳
玄関リフォームの費用相場と内訳についてご紹介します。
また、コスト削減のポイントについてもご紹介するため、リフォームを行う際の参考にしてください。
- 玄関リフォームの費用相場
- リフォーム費用を左右する要因
- コスト削減のためのポイント
それではひとつずつ見ていきましょう。
玄関リフォームの費用相場
一般的に行われる、元々のドア枠の上から新しいものを被せて設置する「カバー工法」で玄関ドアをリフォームした場合、総額で約30万円~50万円かかります。
リフォームの内訳は以下となります。
内訳 費用相場
カバー工法:ドア本体などの購入費 | 15万円~ |
カバー工法:工事費用 | 5万~18万円 |
ドア交換のみ:ドア本体などの購入費 | 15万円~ |
ドア交換のみ:工事費用 | 3万~10万円 |
床材リフォーム | 5万~50万円 |
スマートキー設置 | 3万~20万円 |
具体的なリフォーム費用が知りたい方は、ぜひ一度クローバーホームまでご連絡ください。
参考:リショップナビ 玄関・玄関ドアリフォームの費用相場!価格を抑える方法や事例もご紹介!
https://rehome-navi.com/articles/205
リフォーム費用を左右する要因
玄関リフォームの場合、ドアの種類によって費用が異なります。
特に両開きのドアは、他のものと比べて本体価格が高額です。
また、工事も開き戸から引き戸に交換する場合は、費用が高額になることが多いです。
他にも、玄関の間口を変更すると費用が高くなります。
玄関をリフォームする際は、ドアの種類を変更することで費用が左右するということを頭に入れてプランを考えるようにしましょう。
コスト削減のためのポイント
玄関リフォームのコストを削減するためには、補助金を利用することがおすすめです。
例えば、ドアなどの建物の断熱化リフォームを行う際に、補助金を受けられる制度があります。
こちらの制度を受けた場合、1箇所につき3万2,000円~4万円9,000円の補助金が支給されます。
ただし、注意点として指定されているドアへリフォームを行う場合のみ補助金を受け取ることが可能です。
参考:国土交通省 子育てエコホーム支援事業 開口部の断熱改修
https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/reform/point1.html
他にも、ご家族の中に要介護者がいる場合、住宅の扉を扱いやすい引き戸へリフォームする際に、補助金を受けられる「住宅改修補助金」という制度があります。
この制度で支給される補助金は、施工費用の9割(18万円)です。
参考:厚生労働省「介護保険における住宅改修」1ページ
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/toukatsu/suishin/dl/07.pdf
このように、条件は付いていますが、補助金を受けることができればコストを抑えてリフォームを行うことができます。
そのため、補助金の条件を満たせるようであれば、ぜひ申請することをおすすめします。
クローバーホームの玄関リフォーム
クローバーホームは、住宅やアパート・店舗など住まいに関するリフォームを行っています。
長年のキャリアを積んだ、一級建築士が真摯にご提案やコンサルティングを行い、お客様のご希望を形にしていきます。
また、玄関リフォームに関して、防犯上の理由から鍵をピッキングに強いものにお取り替えする作業も行っています。
他にも、玄関のドアの取替や、玄関土間のタイルやビニールシートの貼替えなども、クローバーホームでは事例がたくさんございます。
どんな小さなことでも構いませんので、玄関や住まいのことで気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。
玄関リフォームまとめ
玄関リフォームの基礎知識から、チェックするべきポイント、成功のコツ、目安費用まで御覧いただきました。
お客様の中で玄関に必要なリフォームが決まりましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提供いたします。
また、株式会社CloverHomeは玄関だけでなく住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、玄関リフォーム以外の施工にも対応可能です。
他にも、今回ご紹介いたしました、玄関リフォームを行う際の抑えておくべきポイントもぜひご参考になさってください。
- ドアを2ロックにしたり人感センサーを設置したりして玄関の防犯性を上げるのが重要
- 玄関の色を白くすることで、広く見せることができる
- 玄関ドアの種類によって費用が大きく左右する
これらの項目をご留意いただきながら玄関リフォームを進めることで、お客様のプランを叶えることができます。
お客様の理想の玄関リフォームに向けて、私たちがしっかりとお手伝いさせていただきます。