梅雨に入ると室内までジメジメとしてとても不快です。ただでさえジメジメとしているのに暑さまで感じると尚のこと。
人の感じる体感温度は気温・湿度の他にも風通し・輻射熱があります。
輻射熱というのは、空気ではなくて壁や屋根などの物体そのものが電磁波の形で放つ熱です。
火に近づくと熱く感じるのは、周りの空気が熱いわけではなく、炎から出ている熱を直接感じるため。
梅雨時期に室内がジメジメしているのを感じる際、除湿機などで室温を下げても体感温度はあまり下がっていない状態です。
この時活躍するのが断熱材です。
住居の壁に充分な断熱が施されていれば、外壁が熱くなったとしても、その熱は室内へは伝わりません。
むろん、室内側の壁から放出される輻射熱も抑えられて、室内は快適に過ごすことができます。