梅雨と言えば湿度がとっても不快に感じられます。
空気は温かい方がより水蒸気を含みやすい特性があるので、冬より夏の方が湿度は高くなります。
通常、夏の湿度は50%前後なのが一番快適だと言われています。
昔からある日本家屋では、湿度を調節する作用があると言われる漆喰が使用されていて、快適な空間を保つ工夫がされていました。
現代の一般的な住宅では、高断熱化が進んでいて、これらの住宅では適切な換気をすることで快適な湿度にすることが出来ます。
ただ、暑さ対策として換気をする場合、大変大きな風量が必要であり、窓から涼しい風を屋内に導く工夫が必要となります。
窓を開ける時は、出来るだけ対角線に位置する窓を開ける必要があります。
他にも湿度調節をするためには、屋内に水蒸気を発するモノがないか調べることも必要です。
例えば、観葉植物や水槽などがそうです。
意外だと思われますが、冬は良くても夏の湿度対策を考慮するのであれば、暑さを感じる部屋からは湿気を出すモノは移動させた方が良いかも知れません。