太陽の光をエネルギーに　太陽光発電システムの設置

太陽光はクリーンエネルギーに変換することができます。そのためには太陽光パネルの設置と適切な電気工事が求められます。この事例では、二段になった二階屋根の南面全体に太陽光パネルを設置します。

施工前

周りに高い建物が少ないため、太陽光発電を導入するには最適の立地でしたが、建築当初には太陽光パネルは設置しませんでした。二酸化炭素を生じないクリーンエネルギーは、温暖化対策にもつながります。国や自治体も積極的に設備設置に補助金を出しています。この事例も、補助金の出るタイミングで行いました。
写真では、すでにパネルを置くための土台が屋根に置かれているのがわかります。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

選んだソーラーパネルはPanasonic社製。発電量が高いにもかかわらず、比較的お安く設置できるところが魅力です。また、太陽光パネルの傾向として、あまりに暑い日には発電量が落ちることが多いのですが、そのような日であっても独自の構造でしっかり発電してくれます。

二階屋根に設置するために、屋根の上にパネルを上げているところです。この事例では足場を組まず、数人の職人で協力して、パネルはもちろん、家や屋根を傷つけないように作業を進めています。足場を組まずに作業を行ったことで、工期が短くすみました。

パネルを上げる前に用意しておいた土台に、１枚ずつていねいに設置していきます。高い屋根の陰になる部分は発電率が悪いのでパネルを設置せず、全体に右に寄せて配置しています。

完成

全１２枚のパネルを敷き終わりました。これで発電が始まりますが、発電された電気は直流電流なので、これを住宅で使える交流電力に変換するパワーコンディショナーなどを設置する工事を行う必要があります。これらのさまざまな工事を経て、太陽光発電システムの設置が完了です。
普段浴びている太陽光をエネルギーに変えるというシステム。導入している住宅も増え、めずらしいものではなくなってきました。興味はあるけど、よくわからないからと導入をためらっている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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