二世帯住宅にお住いのお客様から、親世帯・子世帯を結ぶドアを玄関を入ったところに作ってほしいとご依頼いただきました。家を建設するときから想定されていたことだったとのことで、玄関ホールにドアを付ける場所が用意されていましたし、家を支える柱もその部分には入らないように設計されていました。それならばすぐに新しいドアを作りましょう!とリフォームを開始しました。
施工前
ご依頼いただいたお客様の二世帯住宅は、玄関が別に作られており、内部で行き来できるようなドアも用意されていませんでした。しかし、最初に家の設計を考えていた時から、将来的に内部に行き来できるドアが必要になる可能性を考えていたとのことで、ドアを設置するスペースを用意していました。その場所には親世帯・子世帯ともに何も家具を置かずに過ごしていたとのことです。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
親世帯側から工事を始めました。玄関の靴入れ横の壁に、新しいドアが入る空間を作ります。写真は、大工が壁を切り抜いているところ。壁の向こうの子世帯の間取りを傷つけないよう、ていねいに作業を進めます。
子世帯側から見た写真です。子世帯側は親世帯側と異なり、ちょうど壁の二面にドアがつくことになります。ドア同士が干渉しないよう、親世帯側にドアが開くように取り付けます。
完成
新しいドアが完成しました。これで、一度も屋外へ出ることなくお互いの家を行き来することが出来るようになりました。
二世帯住宅はお互いの居住空間をどう区切るのか、さまざまな考え方があります。建築当初は必要がないと判断したものも、時間が経つことで必要になることもあります。可能性をいろいろ検討して、必要になったときに後付けしやすい(リフォームしやすい)設計とできると後々まで住みやすい住宅となるかもしれません。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都杉並区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | ドア新設 |
施工期間 | 1-3日 |
費用 価格 (約) | 18万円- |