浴室から漏水！　浴室全体リフォームで漏水箇所を修復

浴槽の水を流すと外に流れ出てしまうので何とかならないか、とご相談いただきました。最初は水道屋さんに相談したそうですが、水道の問題ではないので対応できないと断られてしまい、漏水調査の経験の多い弊社へご連絡いただきました。
現地調査では排水栓を抜いても水が出てこず、すでに外壁の下地の木が腐って落ちていたので、浴室全体改装をおすすめしました。

施工前

既存の浴室を解体・撤去し、壁を確認したところ、下の方はすでにボロボロに朽ちていました。朽ちている部分はすべて取り除き、新しい木で補強をし、新しい浴室スペースは水が漏れないように作っていきます。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

浴槽と壁とをつなぐ木材はほとんど腐っていました。腐った木が残っていると問題ない部分まで腐食が進んでしまうので、きれいに取り除く必要があります。

朽ちた部分を取り除き、その部分に新しい木を継ぎ足し、補強していきます。

新しい浴室を入れるために、まずは基礎をつくり、壁を再構築していきます。

壊した部分の壁の復旧が終わりました。窓は新しいものを取り付けました。 お客様にお選びいただいた新しい浴室はリクシルのアライズ。掃除しやすく、断熱性能に優れたシステムバスです。カウンターが取り外せるところが奥様はもっとも気に入ったそうです。

完成

浴室は新しいものに替えましたが、給湯器は替えたばかりということで、もともとの給湯器を再度取り付けて完成です。新しく復旧した壁は、水が入り込まないよう、モルタルで仕上げました。漏水が完全に止まり、お風呂も快適になったと、お客様からお喜びの声をいただけました。

漏水は、どこから水が漏れているのか、それが１か所なのか２か所なのかそれ以上なのか、わからないので補修の難しい工事です。今回は明らかに浴室、それも浴槽が原因とわかっており、調査をしてもしなくても浴室やその周囲の壁を壊す必要があることから、お客様ご納得の上で浴室改装工事を行いました。漏水調査・工事はその時々に応じて最適な方法で行っています。漏水かな？と思ったら、一度ご相談ください。

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