廊下とお風呂に手すりを取り付けてほしいというご依頼をいただきました。介護保険給付の支給を受けたいとのことでしたので、申請条件に合わせてリフォームの内容を提案させていただきました。
手すりの取り付け部分に下地が入っていませんでしたので、柱間に併せて集成材を加工して下地としました。手すりの取り付け位置は、お客様の体調に合わせ、打合せ通りに取り付けました。
施工前
設置前の廊下の写真です。手すりをつけて安全に歩けるようにしたいとのことでした。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
お風呂には、湯舟に出入りするときに使いやすいように、浴槽脇のタイル部分に手すりを設置します。水がかかる場所であるため、腐らない素材を選ぶ必要があります。下地が入っていない場合は、下地を作る必要がありますが、それも腐らない部材を選ぶ必要があります。
今回はL型の手すりを取り付けます。お客様に位置を確認していただき、ご了解をいただいてから実際にとりつけさせていただきました。浴槽からつかみやすい高さに横向きのバーを設置します。また、洗い場に出るときに立ち上がり踏ん張りやすいように、縦向きのバーを設置します。
シャワー横にも手すりを取り付けました。シャワーを使うときには立ったり座ったりする動作がありますので、こちらにも手すりが必要になります。手すりをご希望の位置に取り付けるためには、漆喰の壁とタイル部分の3センチ程の段差を解消する必要があったため、補強板を付けました。こちらの補強板は、ウッドデッキなどに使われる屋外用の高耐久木材で、30年以上の耐久性があります。
完成
下地に柱のある場所を選んだので、頑丈に取り付けることができています。手すりには全体重がかかるので、強度のある場所に取り付ける必要があります。お風呂の出入り口にも手すりを設置しました。出入り口に段差があるので、手すりを設置することによって脱衣所との行き来が安全にできるようになりました。浴室は、濡れていたり、石鹸が付いていることがありますので、滑らないような手すりの設置が必要になります。
家の中で安全に過ごすためのリフォームをお考えでしたら、ぜひクローバーホームにご相談ください。介護保険給付の支給申請にも対応しています。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都西東京市 |
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物件種別 | 戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 廊下とお風呂に手すりを設置 |
施工期間 | 1日 |
費用 価格 (約) | 18万円 |