増える犯罪と防犯対策の重要性の高まり
近年、日本では特殊詐欺や空き巣、ストーカー被害など多様な犯罪が増加しており、防犯対策の重要性がますます高まっています。高齢者を狙った詐欺や、SNSを利用した犯罪が増えており、手口も巧妙化しています。闇バイトなどによる盗難事件、殺人事件といった凶悪犯罪、繁華街でも性犯罪や企業などでも様々な不祥事が相次ぎ、日本の安全神話は崩壊しつつあるといっても過言ではありません。都市部では空き巣や自転車盗難の被害が相次ぎ、防犯意識の向上が求められています。
こうした状況の中で、警察や行政の対策強化を期待するだけではなく、個人の努力や地域全体での防犯活動が欠かせません。地域住民が協力して見守り活動を行うことで、犯罪の抑止力が高まります。防犯意識を持ち、日常生活の中でできる対策を講じることが、安全な社会を築く第一歩となるでしょう。
暮らしを守るアクション
一人ひとりが防犯対策を徹底することが重要となる中で、詐欺被害については不審な電話やメールには慎重に対応し、家族や警察と相談することが被害を防ぐ鍵となります。またSNSの利用時には個人情報を不用意に公開しないなどの対策も欠かせません。
また住宅、特にオートロックなどがない一戸建て住宅では、不審者の侵入を防いだり、犯罪者を威嚇して犯行防止につながるようなアクションが重要となってきます。CMなどでもおなじみの警備サービスを契約すれば、センサーやブザー、フラッシュライトなどを設置し、いざというときに緊急対処員がかけつけてくれるサービスを受けられますが、レンタルや買取など様々なプランがあり、数十万円程度~とそれなりのコストが必要となってくるようです。
参考:料金・価格比較一覧 (ホームセキュリティのセコム様)
https://www.secom.co.jp/homesecurity/price/
またお住まいでの実際の被害や防犯につながる様々な対策も可能です。例えば自宅の錠前を強化したり、防犯カメラやセンサーライトを設置するなど、比較的取り組みやすく、効果的な手段が多数あります。株式会社CloverHomeでは様々なリフォームを通じて、お客様の住環境に適した防犯対策をサポートいたします。
防犯リフォーム例
ご家庭の防犯強化につながる対策リフォーム例は様々な種類があります。
- 防犯カメラ
- インターフォン
- センサーライト
- 防犯ドア(二重ロック)
- シャッター
- 防犯ガラス(割れにくい)
- 面格子
- フェンスや塀
このようにリフォームでできる防犯対策の例は多数ありますので比較的低予算で行えるものもあり、お客様のご希望やお住環境の特性にあわせて様々なプランニングが可能です。以下にそれぞれの対策についてご予算の目安も交えながらご紹介します。
1. 防犯カメラ
防犯カメラを設置することで、まずは不審者の侵入を抑止する効果があります。録画機能があるものなら、万が一の際に証拠として活用できます。ダミーカメラを併用することで、コストを抑えつつ、さらに威嚇効果を高めることも可能です。
家庭用の防犯カメラは、機能や画質によって価格が幅広く、一般的には1台あたり1万円から10万円程度です。高性能なものや複数台の設置を希望する場合、さらに費用がかかることがあります。
2. インターフォン
カメラ付きのインターフォンを設置すれば、来訪者の顔を確認してから対応でき、不審者の侵入を防ぐことができます。録画機能付きのモデルなら、留守中の訪問者を記録し、後で確認できるため安心です。
カメラ付きインターフォンは、基本的なモデルで1万5千円から3万円程度、録画機能やスマートフォン連携機能が付いた高機能モデルでは5万円以上になることもあります。
3. センサーライト
暗い場所にセンサーライトを設置すると、人の動きを感知して自動で点灯し、不審者を威嚇する効果があります。特に玄関や庭、駐車場などに設置すると効果的です。電池式やソーラー式なら、配線工事不要で手軽に導入できます。
センサーライトは、製品の種類や設置方法によりますが、1台あたり3千円から1万円程度が一般的です。ソーラー式や電池式のものは、配線工事が不要なため、設置コストを抑えることができます。
4. 防犯ドア
玄関ドアには、1つではなく二重の鍵(ダブルロック)を設置すると、防犯性が向上します。ピッキングに時間がかかるため、侵入を諦めさせる可能性が高まります。鍵の種類も、防犯性の高いディンプルキーや電子錠などを選ぶとより安全です。
既存のドアに補助錠を追加する場合、1万円から3万円程度です。防犯性能の高いドアへの交換を検討する場合、ドア本体と工事費を合わせて20万円から50万円程度の費用がかかることがあります。
参考:クローバーホーム 玄関ドアのリフォーム
参考:LIXIL 様 いまどきのリフォーム 玄関編 | 高い防犯機能でリスクを回避
https://www.lixil.co.jp/reform/imadoki/entrance/security.htm
5. シャッター
窓にシャッターを取り付けることで、空き巣の侵入を防ぐことができます。特に、外から直接侵入しやすい1階やベランダの窓に設置すると効果的です。電動タイプなら開閉が簡単で、日常的にも使いやすいでしょう。
窓用のシャッターは、手動タイプで5万円から15万円程度、電動タイプでは10万円から30万円程度が一般的です。設置する窓の大きさや枚数によって、費用は変動します。
参考:クローバーホーム シャッターのリフォーム
6. 防犯ガラス
窓を狙った侵入を防ぐために、防犯ガラス(強化ガラスや合わせガラス)を使用するのも有効です。通常のガラスより割れにくく、割るのに時間がかかるため、侵入を諦めさせる効果があります。防犯フィルムを貼るだけでも、一定の効果が期待できます。
防犯ガラスへの交換は、窓1枚あたり5万円から10万円程度が目安です。防犯フィルムを既存のガラスに貼る場合は、1枚あたり1万円から3万円程度で、比較的手軽に導入できます。
参考:クローバーホーム 窓・サッシのリフォーム
7. 面格子
窓に面格子を設置することで、不審者が窓から侵入するのを防ぎます。特に、浴室やトイレの小窓など、人目につきにくい場所に取り付けると効果的です。デザイン性の高い面格子を選べば、外観を損なわずに防犯対策が可能です。
窓用の面格子は、サイズやデザインによりますが、1窓あたり1万円から5万円程度が一般的です。特注品や高級素材を使用する場合、さらに費用がかかることがあります。
8. フェンスや塀
家の周囲にフェンスや塀を設置すると、不審者が敷地内に侵入するのを防ぐことができます。ただし、あまり高すぎると逆に人目を遮り、侵入者が隠れやすくなるため、適度な高さとデザインを選ぶことが重要です。上部にとげのあるデザインや、登りにくい素材を選ぶと、防犯効果がさらに高まります。
フェンスや塀の設置費用は、使用する素材やデザイン、敷地の広さによって大きく異なります。一般的には、1メートルあたり1万円から3万円程度が目安とされています。
参考:クローバーホーム フェンスのリフォーム ブロック塀のリフォーム
以上ご紹介した費用はあくまで目安であり、具体的な金額は各製品の仕様や設置条件によって変動しますが、おおよその予算感をつかんでいただくことで皆様のお住まいにあった防犯リフォームがイメージできるのではないかと思います。これらの対策を組み合わせることで、防犯性を大幅に向上させることができますので、住宅環境や予算に応じて、できるところから取り入れてみるとよいでしょう。
安心できる住環境づくりをクローバーホームがお手伝いします。
リフォームでできる防犯対策について、具体的な手法についてメリットや注意点、目安費用なども交えご覧いただきました。お客様のライフスタイルにあった防犯対策をイメージいただけましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
CloverHomeでは防犯対策だけでなく、住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、例えば防犯対策を行いつつ、省エネを高められるリフォームを同時に施工することも可能です。安心快適な住環境づくりについて、お気軽にご相談ください。
施工事例
クローバーライトデザインは、株式会社CloverHomeの関連事業として、一般住宅の電気設備工事や住宅換気システムの設計など、家庭やオフィスでは様々な電気機器を総合的にサポートしています。
防犯に関する電気工事(照明・センサー・ネットワーク等)の際はクローバーライトデザインまでお気軽にご相談ください。
https://cloverlightdesign.com/