築40年ほどの住宅に住むお客様から、浴室リフォームをしたいとご連絡いただきました。その打ち合わせを進める中で、断熱リフォーム、耐震リフォームについてご質問を受け、お話していたところ、同時に施工できないか?とご相談をいただきました。そこで、ご予定のリフォーム内容を断熱・耐震リフォームまで広げ、工事させていただきました。ここでは、耐震リフォームの内容をお伝えします。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
耐震リフォームのために、金物補強や筋交い補強を行います。壁は補強を行う部分のみ壊し、復旧していきます。壁内部の金物補強は36箇所、筋交い補強は9箇所行います。天井に入り込んでいる柱の金物補強です。
柱に補強を施した壁は断熱施工を施したうえで合板で壁を作り、この上にクロスを施工して完成です。
キッチン裏の補強には、外壁から耐震補強を行いました。柱・合板・斜交いを追加し、四隅を金物で補強します。
家の裏側で正面から見えない場所であることから、壁復旧後、モルタルで補修しています。
完成
耐震基準は1981年、2000年と改正されています。現在お住まいの建物が1981年以前のものであれば、旧耐震基準に則って建てられていますので、一度耐震検査を受け、補強を考えてみても良いと思います。地震の多い日本では、耐震は即ち安全です。お住まいの耐震について、一度ご検討下さい。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 耐震工事 |
施工期間 | 3-4週間 |
費用 価格 (約) | 160万円(断熱工事・耐震工事を含む) |