スレート屋根からアスファルトシングルへ葺き替え

数年前にバルコニーをリフォームさせて頂いたお客様から、屋根の葺き替えのご相談をいただきました。少しずつ、家の外側からリフォームを進めており、今度は屋根をリフォームしたいとのこと。お打合せの結果、現在の屋根材とは異なる、アスファルトシングルへ葺き替えることに決まりました。アスファルトシングルは軽く、家の耐震性を高めること、そしてデザイン性が高いことも魅力です。

施工前

屋根の葺き替えのための足場を立ててから、葺き替えスタートです。まずは古い瓦を取り外します。そして下地の傷んだ部分を補修したり補強したりして、新しい瓦を葺く準備を進めます。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

古い瓦の撤去が終わり、防水シートを施工します。ここまでくれば、雨が降っても家に漏る可能性はありません。この上に、アスファルトシングルを施工していきます。これまではダークな色合いの屋根だったので、明るめの色合いにしたいと、黄色系の屋根材をご指定頂きました。

アスファルトシングルは柔らかい素材なので、屋根の曲がった部分にもそのまま施工できます。

屋根を通じて暖気・寒気が家の中に入り込むことが気になっているとのお話を頂いたので、屋根断熱・天井断熱についてご説明しました。お話を伺い、お客様は屋根裏部屋を使用していないとのことだったので、天井の断熱工事の方がメリットが高いと、天井裏断熱を行うことになりました。 断熱材を施工する前に、まずは天井裏をきれいに掃除しました。

天井裏に断熱材を敷きこみました。これで分厚い空気の層ができるので、外気の影響を受けにくい家とすることができます。

完成

屋根には最後に雪止めを設置して、リフォーム終了です。これでまた数十年、家を守る屋根が完成しました。これまでとは全然違う風合いの屋根なので、お客様にも気分が変わったとお喜び頂きました。

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