玄関わきのタイルの色と合わせて決めた外壁の色でしたが、年月とともに汚れやシミが目立つようになってきました。
これでは見た目もそうですが、家を守る機能も落ちてしまうと、外壁のリフォームに踏み切りました。
せっかくリフォームするのであれば大きく印象を変えようと、ダークな色調をベースカラーに選びました。
けれど、お気に入りの玄関扉・タイルとの親和性を持たせたいので、アクセントは白のカラーに決めました。
外壁の塗替の際には色のバランスが大切です。
この事例では、家の角や窓枠、屋根の軒天などに白いアクセントカラーを用い、重い外観とはならないよう工夫しました。
全体にシックな仕上がりとなり、お住いのお客様にご満足いただけました。
外壁塗装の目的は「保護」!住宅の塗り替えは必要
家屋の外壁は、雨や紫外線にさらされることで日々劣化していきます。
どのような素材でも、耐久性や特徴に合わせて、数年ごとに塗りなおすメンテナンスをする必要があります。
外壁の塗り替えは、外見の美観を保つだけでなく、家屋の保護という観点からも不可欠です。
塗装は、家屋を紫外線や雨から建物を保護する役割を担っています。
ですので、塗装が劣化すると、雨漏りや下地の腐食のリスクが高まります。
塗膜には寿命があり、新築時の塗料で5~7年、塗り替え時の塗料でも約10年程度が限度と言われています。
塗り替え時期の目安を知ろう
塗り替えの時期の目安として、新築後10年が最初のタイミングになります。
戸建住宅は新築から10~15年での塗り替えが推奨されていますが、10年ごとに外壁をチェックすることが理想的です。
特に南面は紫外線を多く受けるため、築8年ごろから劣化に注意を払うことが重要でしょう。
まずはセルフチェックをしてみましょう!
専門家に相談するのが一番確実ですが、自分でもできる簡単なチェック方法もあります。
塗膜が劣化しているかどうかを見極めるためには、次のような点に着目すると良いでしょう。
艶がなくなっていないかどうか、色は変色しているか、白い粉が発生しているか(チョーキング現象)、藻や苔が発生しているか、ひび割れがあるか、塗膜の剥がれや塗料のふくらみがあるかどうか。
劣化は段階的に進行します。これらの点が見られたら、塗り替えを検討するのがよいでしょう。
特に白い粉がついたり藻や苔が生えている場合は、早めの対応が必要です。
外壁塗装は家屋の美観を保つだけでなく、建物を外部から保護する重要な役割を果たします。
塗膜の寿命は限られているため、定期的な塗り替えが必要です。
お住まいを美しく長持ちさせるために、外壁の塗り替えを検討してみませんか?
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 外壁塗装 |
施工期間 | 2週間程度 |
費用 価格 (約) |