純和風の８畳間をアンティーク調の洋室へとリフォーム

ご実家が賃貸に出しているマンションの一室を、リフォームしてから移り住みたいとご連絡いただきました。具体的なお話をうかがうと、今は純和風の和室を改装して、お好みのアンティーク調の洋間に改装したいとのこと。なみなみならぬこだわりがあるようで、壁紙から建具にわたり、細かなご指定があります。何度かのお打合せののち、弊社へ改装をご依頼いただきました。

施工前

もともとは純和風の作りの部屋で、鴨居や床の間なども用意されています。写真の障子の外には縁側があり、その外にはきだし窓、ベランダが作られていました。今回はこの和室一室の改装ですが、和調から洋調に完全に転換させます。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

床の間を撤去しました。上部の窓はそのまま残し、左側の収納も残して、扉だけ襖から開き戸へと変更です。すでに畳は撤去され、これから、この上に新しい床を張っていきます。

床の間とは別の壁の下部には、コンセントを複数用意します。お客様がこの部屋に必要なコンセント数を数え、ご指定頂きました。ちらりと見える床にはレッドパインの無垢材を使用、ウォルナット色で塗装しています。

完成

障子は撤去し、新しく扉を設置します。４枚の扉のうち２枚はカスミ硝子が上部に入ったものを使用して、部屋に明かりを取り入れます。建てられて時間が経った家は、少なからず歪みが生じます。その歪みに合わせて、大工が扉を調整し、ぴったりサイズにして仕上げます。背後の壁は、白と濃紺の壁紙のコントラストが鮮やかです。

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