一戸建て購入後、入居前に改装したいとご連絡いただきました。収納の追加や外構の小さな工事のほか、もっとも大きなリフォームが吹き抜け天井を利用したグルニエ(小屋裏収納)の増設です。ここでは、グルニエ増設の過程をご紹介します。
施工前
新築戸建ての入居前リフォームのご紹介です。新築戸建てを買いたいけれど、収納が少なくて……というお話をときどき伺います。ここでは、新築戸建ての収納の少なさをリフォームでカバーしたいとご依頼いただいた事例をご紹介します。 トイレに埋め込み式の収納、玄関とキッチンに収納を追加し、そのうえで二階の天井高を生かしてグルニエを建設します。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
全体のデザインが気に入って購入を決めた分譲住宅ですが、収納が少ないのがご夫婦の気がかりでした。トイレやキッチン、玄関にも邪魔にならないように収納を設置し、そのうえで二階の天井高を利用して写真のこの部屋にグルニエを作ります。部屋には屋根用の材料が準備されています。
屋根の傾斜の始まる位置に、新しい天井を作ります。グルニエはロフトと違い、下の部屋と完全に区切られています。今回の入口は、固定階段ではなく可動式のはしごなど。この事例では、写真左にグルニエの入り口が作られています。
完成
グルニエ側には床を作り、2階の部屋側には天井を作り、リフォームは完了です。今回はもともとの照明・窓を生かし、新しい天井に照明を設置しました。広いグルニエなので、クリスマスツリーなどの季節用品、サーフボードなどの大きなものも置いておくことができます。また、本の多い家庭では本棚を設置したり、書斎や勉強部屋、子供の遊び場として活用されることもあるそうです。新築戸建ての購入をお考えの方は、追加で収納の設置もご検討ください。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都杉並区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | グルニエの増設 |
施工期間 | 1-2週間 |
費用 価格 (約) | 100万円- |