自治体によっても規定は少しずつ異なりますが、角敷地には「すみ切り」と呼ばれる建築制限があります。この事例のお宅は角敷地に立地しており、すみ切りに面する部分に小さな植栽スペースを設けています。植栽スペースの中には郵便受けやインターフォンが設置された塀があるのですが、左折車がこの塀にぶつかってしまい、一部破損してしまいました。
ここでは、破損した壁を修復した事例をご紹介いたします。
施工前
車がぶつかって破損した玄関アプローチの塀ですが、壊れたのは道路に面した部分のみだったため、現状の形をベースに見栄えよく修繕します。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
新しい形に整えるため、破損した壁の一部を削りながら調整しているところです。あまり大きく形を変えたくないというご希望をいただいていたので、壊れたところが垂直の壁となるよう調整していきます。作業中は、壁に取り付けられていたポストを外して作業を行います。また、植物が痛まないようにも配慮しています。
大体の形が整いました。これから、手前のでこぼこになっている部分にコンクリートを塗り足して、壁を完成させます。そのうえで、全体を塗りなおして新しい壁になります。また、壁の上部にはレンガを三つ乗せて、見栄えを整えました。
完成
コンクリートを塗り足して、最後にお客様にご用意いただいたソーラーライトを置いて完了です。ソーラーライトだから配線の必要もなく安全で、通りを行く車にもここに何かがあると注意喚起するきっかけともなります。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都西東京市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 玄関アプローチの補修 |
施工期間 | 1日間 |
費用 価格 (約) |