ご相談いただいたお客様から、マルバーの洗濯機の故障が心配だというお話を伺いました。今後の選択肢として、同じマルバーの洗濯機を購入するか、国産の洗濯機を購入するかでお悩みとのことでした。私たちは、総合的に考えるとマルバーでは割高になってしまうことをお伝えし、お客様にもご納得いただきました。そこで、国産洗濯機を置けるようにリフォーム工事を行うことにしました。また、上部の収納力を補うために可動棚を設置する工事も行っていきます。
施工前
洗濯機置場のリフォームには、マルバーのコンパクトな洗濯機が設置されていますが、その小ささ故に国産洗濯機を選ぶことができない場合があります。そんな時は、上部の棚を取り除いてスペースを広げることが解決策となります。また今回は、それに伴う配管と床下の工事やコンセントの移設等も行っていきます。
洗濯機置場を別の場所に移動することも考えられますが、配管や電気工事の費用がかさんでしまい、コストパフォーマンスが悪くなることがあります。洗濯機スペースの拡張によって、既存の設備を有効活用しつつ、スペース不足を回避することができます。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
まずは、古い洗濯機と棚を取り外し、給排水の配管やコンセントの移動を行います。その後、防水パネル等を施工し洗濯機置き場を整えていきます。上部には、自分で棚板の配置を変えられる可動棚を付ける予定です。そのため壁の下地からしっかりと準備し、使い勝手の良い洗濯機置き場に生まれ変わらせていきます。
完成
全体のリフォーム工事が完了し、新しい洗濯機が設置されました。以前より高さのある洗濯機でも使用しやすいスペースになりました。上部の可動棚は自分で調整できるため、自分好みにカスタマイズできます。
このような快適なスペースは、リフォーム工事の醍醐味の一つであり、住宅の価値を高める大切な要素です。この事例は、リフォーム工事の最も重要なポイントである、住宅内のスペースの最適化を実現することができました。このような工事は、住宅所有者にとっては、生活の質を向上させるために必要不可欠なものであり、建築家やリフォームのプロフェッショナルによる緻密なプランニングが必要です。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都品川区 |
---|---|
物件種別 | マンション |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | 洗濯機置き場工事 |
施工期間 | 一日~ |
費用 価格 (約) | 約33万円~ |