「カーテンリフォームはどんな工事なのか」、「カーテンの取り付け方が分からない」といったお悩みを抱いる方もいらっしゃるかと思います。
カーテンリフォームについて基本的な知識を深めていただくことで、ご自宅の改善・グレードアップを計画していただけます。
この記事では、株式会社CloverHomeのカーテンリフォームについて、施工内容の説明に始まり、カーテンの種類、取り付け方など順を追ってご紹介させていただきます。ぜひ記事の内容を読み、リフォームを行う際の参考にしてください。
カーテンリフォームとは
カーテンリフォームとは、カーテンの丈や幅を直すために行う工事です。そんなカーテンリフォームの施工内容について紹介します。
- 丈直し
- 幅直し
- 補修
- リターン加工
それではひとつずつ見ていきましょう。
丈直し
こちらは、カーテンの丈を直すリフォームです。丈直しには以下の施工方法があります。
- 丈詰め
- 丈伸ばし
- 丈足し
丈詰めは、カーテンの長い場合に丈を詰めて短くする作業です。反対に丈伸ばしは、カーテンの折り返し部分を調整し、丈を伸ばして長くする作業になります。
そして丈足しは、別の生地などを継ぎ足して丈を伸ばす作業です。
幅直し
幅直しは、カーテンの横幅を調整し最適なサイズに直すリフォームです。幅直しには以下の施工方法があります。
- 幅詰め
- 幅伸ばし
- カーテンを合わせる
- カーテンの分割
幅詰めは、カーテンが長い場合に横幅をカットし最適なサイズに直す作業です。反対に幅伸ばしは、横幅が短い場合にカーテンの上部にあるヒダ山(束になったような部分)をほどいて長くする作業になります。
また、2枚のカーテンを合わせて1枚にし、横幅を長くすることも可能です。他にも、カーテンを分割して2枚以上にすることもできます。
補修
補修は、カーテンだけでなくレールも直すことも可能です。例えば、カーテンレールがぐらぐらしていたり、パーツが破損している場合にこのリフォームを行います。
レールがぐらぐらしているだけなら、ネジをドライバーで締めると直る可能性があります。ただ、レールが歪んでしまった場合、直すのが難しく状態によっては新しいものに交換しなければなりません。
また、パーツが破損している場合はその部分だけを新しくすることで今使っているレールをそのまま使用することが可能です。
リターン加工
リターン加工とは、カーテンを壁際までしっかり覆うリフォームのことです。リターン加工を施すメリットとして以下のものがあります。
- 断熱、保温性の向上
- 隙間風の防止
- 省エネ効果
- 目隠し効果
この加工を施すことで、光の漏れを防いで断熱効果や保温性を向上させることができます。
また、カーテンで窓をしっかり覆うため、隙間風が入らず外からの冷気を防ぐことも可能です。さらに、断熱効果によりエアコンや暖房器具を効率よく稼働できるため、省エネ効果も期待できます。
他にも、目隠し効果もあり窓の側面まで隠せるため、防犯対策にもなります。
おすすめのカーテン7選
カーテンには様々な種類があります。それぞれの特徴を知っておくことで、自分好みの商品を発見することができます。
- レースカーテン
- ベネシャンブラインド
- バーチカルブラインド
- ロールスクリーン
- プリーツスクリーン
- ハニカムスクリーン
- シェード
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.レースカーテン
レースカーテンとは、薄手の生地で作られたカーテンのことです。部屋に日の光を通しつつ、目隠し効果も備わっているという特徴があります。商品によって紫外線カット効果の強いものもあるため、そういったものを選べば光を通しつつ紫外線を対策することができます。
また、レースカーテンだけを使用する際は、生地繊維の密度が高い商品を選ぶとさらに目隠し効果が向上するためおすすめです。
2.ベネシャンブラインド
ベネシャンブラインドとは、スラットという羽が横に並んでいる商品のことです。こちらは、コードを引っ張ったりすることでブラインドが上下に開閉する仕組みになっています。カーテンと違いスラットの向きを調整することで、部屋に入る光の量をコントロールすることが可能です。
また、価格も安価で、カーテンレール不要で取り付けやすいというメリットがあります。
3.バーチカルブラインド
バーチカルは、ベネシャンとは反対にスラットが縦方向に並んでいるブラインドです。バーチカルブラインドには、すっきりとした見た目でデザイン性が高いという魅力があります。中にはスラットに柄が付いた商品などもありデザインが豊富です。
また、目隠し効果も高く、部屋に入る日差しの量を調性することもできます。さらに、横に開閉するため日差しが水平に差し込むマンション上階への設置もおすすめです。
他にもこのブラインドは、横長の大きな窓にも設置しやすいというメリットもあります。
4.ロールスクリーン
この商品は、スクリーンという生地をロール状に巻き取って上下に開閉する仕組みとなっています。スクリーンは、好きな高さに調整できるため、日差しを部屋に入れつつ視線を遮ることが可能です。
また、手入れも簡単で、乾いた雑巾やハンディモップなどでふき取るだけで完了します。洗えるタイプの生地の場合、洗濯することも可能です。
窓以外にも、家の中で隠しておきたい部分がある場合は、そこに設置して使用することも可能です。他にも、見た目がシンプルでスッキリしているため部屋のインテリアとデザインを合わせやすいというメリットもあります。
5.プリーツスクリーン
プリーツスクリーンとは、折り目が付いた生地を折りたたむように開閉する商品です。ロールと同様に好きな高さに調節できるため日差しの量も調整することができます。
また、モダンなデザインなため高級感のある部屋に仕上げることができます。中には和紙のようなデザインもあるため、和室や洋室どちらにも合わせることが可能です。
6.ハニカムスクリーン
こちらは、スクリーンがハチの巣のように六角形でデザインされた商品です。ハニカムスクリーンの最大の特徴は、遮熱・断熱効果が高く省エネ対策ができる点です。
スクリーンが六角形になっていることで中に空気の層が発生し、熱の移動を妨げることができます。これにより、断熱・遮熱効果が発生し省エネ対策になります。
また、防音効果もあるため道路沿いの部屋などに設置することもおすすめです。
7.シェード
シェードとは、カーテンを昇降器具に取り付けて上下に開閉する商品です。こちらは、カーテンとは異なり上部のヒダ山(束になったような部分)がないため、スッキリした見た目となっています。
また、使用される生地はカーテンと同じものなので、一部分だけシェードを設置してもデザインを統一することが可能です。他にも、カーテンを設置しづらい縦長や小さい窓でも使用することができるというメリットもあります。
カーテンの取り付け方4STEP
カーテンを取り付ける際に苦戦するのは、レール部分の設置です。今回は、正面付けというレールの取り付け方を紹介します。カーテンの取り付けはDIYで行えるため、自分で設置する際はぜひ参考にしてみてください。
- 窓枠の採寸
- 下地を調べる
- 金具の取り付け
- レールの取り付け
それではひとつずつ見ていきましょう。
1.窓枠の採寸
まず初めに、窓枠の外寸を調べる必要があります。
レールには、機能性レールと装飾レールという種類があります。それぞれ取り付けるのに必要なサイズは以下の通りです。
・機能性レール:窓枠の外寸+10~20cm(左右5~10cmずつ)
・装飾レール:窓枠の外寸+20~30cm(左右10~15cmずつ)
カーテンレールを設置する際、窓枠の外寸とそこから左右5~10cmの余白分を足したサイズの商品を選ぶようにしましょう。窓枠の外寸よりも大きいレールを選ぶことで、窓をしっかり覆って光が漏れるのを防ぐことができます。
ただ、装飾レールの場合、端にある装飾部分は採寸箇所に含まれないため、そこを除いてレールのサイズだけ測るようにしましょう。
2.下地を調べる
次に下地を調べる必要があります。下地がない部分にレールを取り付けてしまうと、ネジが抜けてカーテン全体が落下してしまう可能性があり危険です。
下地を調べる際、壁をノックして少し鈍い音がする箇所を探します。鈍い音がする箇所には下地があり、ないところをノックすると軽い音がします。
また、専用の道具である「下地探し」を使えば、簡単に下地のある箇所を見つけることが可能です。
3.金具の取り付け
下地がある箇所を探し出したら、レールの金具(ブランケット)を取り付けます。金具の取り付け位置の目安は以下の通りです。
・窓枠の外枠より約10~20cm上部に取り付ける
・レールの端から約5~15cm内側に取り付ける
また、金具を3つ以上取り付ける際は、等間隔になるように設置します。位置を決めたら、ネジを止める部分に印をつけておくと設置しやすくなります。
4.レールの取り付け
金具を設置したらレールを取り付けます。この際、レールによって取り付け方が異なるため、必ず各商品の説明書に目を通すようにしましょう。
最後に、レールにカーテンを取り付けて完了です。
また、レールの中にはつっぱり棒を使ってカーテンを設置できる商品もあります。こちらは、取り付けも簡単で壁に穴を開ける必要もないため、DIYを行う人や賃貸に住んでいる人におすすめの商品です。
出典:びっくりカーペット 穴あけ不要で取り付け簡単!つっぱり式カーテンレール『フィットワン』
https://bicklycarpet.co.jp/?pid=156878406
つっぱりカーテンレール伸縮式(TR1 WH)通販 | ニトリネット
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7450904s/
カーテンの類似品の取り付け方
カーテンの類似品の取り付け方についても紹介します。類似品も基本的にカーテンと取り付け方は同じです。
- ブラインド
- ロールスクリーン
それではひとつずつ見ていきましょう。
ブラインド
ブラインドにもレールタイプはありますが、そのまま窓周辺に金具を取り付けて引っ掛けるように設置することも可能です。正面付けの場合、窓の外枠から約5~10cm上部に金具を取り付けます。金具を取り付けた後はブラインドを引っ掛けるようにして設置します。
注意点として、アルミ製のブラインドは重量が重いため、なるべく複数人で取り付け作業を行うことをおすすめします。
また、カーテンと同様に賃貸などで壁に穴を開けられない場合は、つっぱり式のブラインドを選びましょう。
ロールスクリーン
ロールスクリーンは、正面付の場合本体から5cm以上内側に金具を取り付けるようにしましょう。ロールスクリーンは操作方法がコード式かチェーン式かによって取り付け方が少し異なるため注意が必要です。
コード式の場合は、金具の上側に付いているツメに引っ掛けて下側に向けて押し込んで設置します。チェーン式の場合は、金具の下側のツメに引っ掛けて上側に押し込んで設置します。
クローバーホームのカーテンリフォーム
窓まわりを装飾し、プライバシーを確保するカーテンやブラインド。内装イメージや設置場所ごとにお選びいただけます。カーテン カーテンレール カーテンボックス シェード ウッドブラインド ロールスクリーンなど、採寸から取り付けまで、プロが施工いたしますので、仕上がりが違います。
クローバーホームでは、主要メーカー各社を取り扱っています。
設置する場所やサイズとともに、ご予算や価格のご希望などをお伝えください。打ち合わせでは現物見本などを見ながら検討を重ねます。
クローバーホームでは、ご希望に応じたリフォームのお手伝いをいたします。
カーテンリフォームまとめ
カーテンリフォームの説明から、施工内容やカーテンの種類、取り付け方、クローバーホームのリフォームまで御覧いただきました。
お客様の中で具体的にカーテンリフォームのプランが決まりましたら、ぜひ株式会社CloverHomeにご相談ください。経験豊富なスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最高なプランをご提供いたします。
また、株式会社CloverHomeはカーテンだけでなく、住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、カーテンリフォーム以外の施工もお任せください。
他にも、今回ご紹介いたしましたカーテンを取り付ける際のポイントについてもご参考になさってください。
・カーテンレールは商品によって取り付け方が異なるため、必ず説明書を見ながら作業する
・賃貸に住んでいる人やDIYを行う人にはつっぱり式のカーテンレールがおすすめ
・アルミ製のブラインドを設置する際は、なるべく複数人で作業する
これらの項目をご留意いただきながらカーテンリフォームを進めることで、お客様のプランを叶えることができます。
お客様の理想のカーテンリフォームに向けて、私たちがしっかりとお手伝いさせていただきます。