外壁にリフォームを行いたいけど、費用がどれくらい必要で、どういった点に注意すればよいか、などを皆様お悩みになっているかと思います。また外壁リフォームには様々な種類があります。
外壁リフォームについての基本的な知識を深めていただくことで、リフォームにかかる費用や、リフォームを進める際のポイントや注意点などもより深く理解していただくことができます。
株式会社CloverHomeの外壁リフォームについて、リフォームを行う際の注意点にはじまり、外壁リフォームの種類、費用相場、施工の流れなどについて順を追って皆様にご紹介させていただきます。
弊社で行った外壁・外装・塗装のリフォームの事例は、ページ下部からご覧いただけます。
まずはご自宅についてご相談を希望するお客様方は、こちらからお問い合わせください。
クローバーホームのプロ外壁塗装
リフォームのプロであるクローバーホームならではの、外壁塗装技術やこだわりについてご紹介しています。
リフォームを外壁に行う際の注意点
ご満足のいく外壁リフォームを行うために、是非おすすめしたい注意点からご紹介していきます。ご紹介する注意点は以下となります。
- 打ち合わせでの伝達事項や要望などはメモに残す
- 予算の範囲を具体的にする
- リフォームする箇所をはっきりさせておく
- 近隣への配慮やあいさつを行う
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
打ち合わせでの伝達事項や要望などはメモに残す
実際にリフォームの打ち合わせを行う際は、伝達事項や要望を自分でもメモすることが重要です。私どもでももちろん記録をしていくようにしますが、お客様が内容を記録せず、全てを業者に任せてしまうと、後になって要望と異なる仕上がりになった際にトラブルとなってしまう可能性があります。メモがないばかりに認識違いでのトラブルになったり、不快な思いをされる恐れもありますので、できればお客様もメモなど記録を残していただくことが理想的です。
具体的な例としては、外壁の色や素材の指定をしたにも関わらず、異なる色で仕上げられてしまったり、希望した素材とは別の素材で施工されてしまったりする問題が挙げられます。このような状況が発生すると対応が面倒で時間もかかるかもしれませんので、メモなどに書き留めていただくことで防げます。
できれば自分自身でメモを取ることに加えて、業者が要望を書類に記録しているかどうかも確認しておくと万全です。リフォームの仕上がりは、業者との打ち合わせ内容に大きく影響されるため、商品の色や型番など、細かい部分についても詳細にメモし、双方での確認を徹底することが重要です。株式会社CloverHomeでは当然のことながら見積書や図面への記載を通じてメモを残すように努めていますが、人が行う以上予期せず抜け落ちてしまうこともゼロにはできません。このため、お互いにメモを取ることは非常に重要です。
予算の範囲を具体的にする
自分が出せる予算の範囲を具体的にしておくことも大事です。希望するリフォームはどれくらいの費用がかかるのか概算を把握することや、出せる金額などを調べておくと、予算の範囲内に出費を収められることにつながります。
例えば、ひび割れや目地などの外壁修理をする場合、相場価格と用意する予算は以下の通りです。作業用足場を設置する値段も見込んでおく必要があります。
修理内容 | 予算 |
作業用足場 | 10万円~ |
ひび割れ修理 | 2万5000円~ |
作業用足場なし | 2万5000円~ |
目地の修理 | 5万円~ |
シーリング増加 | 6万円~ |
鉄部のサビ修理 | 2万5000円~~ |
外壁洗浄 | 2万5000円~ |
雨漏り修理 | 6万円~ |
30坪の2階建て木造住宅の屋根と外壁を塗装する場合、費用は大体100万円前後が相場とされています。
このように、リフォーム費用を事前に調べてそれを参考にして考えると、予算を決めやすくなります。
リフォーム箇所をはっきりさせておく
リフォームを計画する際には、予算を具体的に設定することと同様に、改修する箇所を明確にすることも重要です。業者によっては、複数のリフォームプランが用意されており、あいまいな計画で進めると、予定していなかった追加工事が発生する可能性があります。
例えば、外壁に紫外線耐性のある塗料を使用する予定が、他のプランを閲覧しているうちに、さらに様々な効果を持つ高価な塗料を使用したくなるといったことが考えられます。このように思いつきで必要以上の追加工事をしてしまうと、元々設定した予算を超えることになり、結果的に多額の費用が発生する可能性があります。
株式会社CloverHomeでは、断熱性の高い塗料の施工を希望するお客様に対して、屋根の断熱工事の方が効果的であること、費用についてなど、お客様にプラスになるように考えて詳細な相談を提供しています。屋根断熱の費用や断熱塗料を使用した場合の費用、効果、耐用年数など、将来的な支出を含めたアドバイスが可能です。したがって、リフォームの必要性や改修箇所を具体的に定めていただくことで、私たちも適切なご提案が行え、お客様は予期せぬ出費を抑えることができます。
近隣住民への配慮やあいさつを行う
リフォームを進めるにあたり、近隣住民の方々への気遣いや、ごあいさつを済ませておくことは非常に重要です。リフォーム作業に伴い、業者の車両の出入りや工事騒音など、どうしても近隣への影響が避けられません。これらの状況下で、事前にリフォームの旨を近隣の方々に説明していない場合、最悪の場合は近隣住民との間でトラブルが発生してしまうこともあり得ます。
株式会社CloverHomeではリフォーム開始前に近隣への挨拶を行うサービスを提供していますが、自らも直接挨拶を行うことで、住民トラブルの回避率が高まります。業者の挨拶は主に工事に関する苦情対応の前提となりますが、お客様自身による挨拶は、近隣との良好な関係構築を目的としたものとなります。
そのため、業者の挨拶に加えて、自分自身で両隣及び向かいの計3軒の家に対しても挨拶をすることが望ましいでしょう。これにより、リフォーム期間中の円滑なコミュニケーションが保たれ、トラブルを未然に防ぐことにつながります。
リフォームを外壁に行う目的
お客様に役立つ注意事項から始めさせていただきましが、ここからは外壁リフォームについて基本から紹介していきます。
まずは、外壁リフォームを行う目的についてです。ご紹介する内容は以下の通りです。
・建物の寿命を長持ちさせるため
・外壁に様々な効果を付与するため
・外壁を綺麗に保つため
リフォームで手に入れられるメリットや価値をしっかり理解しておくことは非常に重要ですので、順番に解説していきます。
建物の寿命を長持ちさせるため
外壁リフォームを行う最大の目的は、建物の寿命を長持ちさせることです。経年劣化などで傷んだ塗料や外壁材を、リフォームで修理したり、新しいものに変えたりすることで建物を良い状態で保つことができます。
外壁リフォームを行わずに放置すると、建物の劣化が進行し、雨漏りが発生する可能性があります。雨漏りが起こると、建物の木部が腐食し、鉄部が錆びるなどの問題が生じます。木部が腐るということは、壁の内部に水が浸透していることを意味し、結果として柱や梁、土台までもが濡れてしまいます。湿った木材はシロアリを引き寄せるため、シロアリの発生につながることになります。
外壁が劣化する主な原因の一つに、塗料の効果が薄れていることがあります。塗料には撥水性がありますから、その効果が低下すると外壁に傷や汚れが付着しやすくなり、結果として経年劣化を加速させます。
そのため、外壁リフォームを実施し、塗料や外壁材をきれいに保つことで、建物の寿命を延ばすことが重要です。
外壁に様々な効果を付与するため
外壁リフォームは、建物の外観を美しく保つだけでなく、さまざまな機能性を向上させる目的でも行われます。外壁は雨や紫外線などの外的要因に絶えずさらされており、これらが原因で劣化することは避けられません。このため、リフォームを通じて建物全体の耐久性を高める必要があります。
外壁材の変更により、断熱性や防音性の向上、耐久性の強化はもちろん、外観を一新するために一部にタイルを貼ったり、サッシや玄関の交換、屋根の軽量化、構造部材の補強による耐震性の向上など、見た目の変更を含む幅広い機能の向上が可能です。
このように、多様な機能を追加し、建物をより頑丈かつ機能的にすることを目的としてリフォームが行われることがあります。このアプローチにより、長期的に建物を保護し、居住性や安全性を高めることができます。
外壁を綺麗に保つため
外壁を綺麗に保つためにリフォームをすることも重要です。外壁に使用されている塗料は時間の経過とともに色褪せしてきます。その結果、建物の外観が損なわれるだけでなく、見た目の問題に留まらず、塗料の色褪せが進むと、外壁の建材が水分を吸収しやすくなり、外壁が傷んでしまうリスクも生じます。
定期的なメンテナンスやリフォームを行い、外壁を清潔に保つことは、外観の美しさを維持するだけでなく、建物の寿命を延ばすことにも繋がります。塗料が色褪せてきた、雨染みが目立つ、触ると粉が付くなどの兆候が見られたら、リフォームを検討することが推奨されます。これにより、建物全体の保護と価値を長期にわたって保つことができます。
リフォームを外壁に行うタイミング
次に、リフォームを行うタイミングについて紹介していきます。
紹介する内容は、以下の通りです。
- 外壁にリフォームを行う時期
- 塗料や外壁材の耐用年数
- 外壁劣化のサイン
- 外壁リフォーム完了までの流れ
それでは、それぞれ解説していきます。
外壁にリフォームを行う時期
外壁リフォームの理想的な時期は、新築後や前回のリフォームから10年が経過した際です。もし新築時に比較的安価な塗料を使用していた場合は、その耐用期間は約4~5年と短くなります。加えて、建物の北側の外壁はカビが生じやすく、また、街道沿いなどで車の往来が多い場所にある外壁は汚れやすいという特徴があります。
外壁材自体が10年で傷むことはまれですが、塗料の防水性や他の保護機能は約10年で低下する傾向にあります。そのため、10年ごとに新しい塗料への塗り替えが必要になるのです。
定期的に塗料を塗り替えていけば、外壁の美観を維持し、40年が経過しても外壁材が老朽化することはありません。耐用年数が長い塗料もありますが、建物の全体的な寿命を延ばすためにも、10年から15年ごとの塗り替えを行うことが推奨されます。この定期的なメンテナンスにより、建物は長期間にわたりその価値を保つことができます。
塗料や外壁材の耐用年数
塗料や外壁材は、種類によって耐用年数や特徴が異なってきます。
ここでは、そんな塗料と外壁材の耐用年数や特徴について紹介していきます。
まず、塗料の種類と特徴、耐用年数は以下の通りです。
(表)
塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数 |
シリコン塗料 | ・値段が比較的安くて耐久力が高い ・汚れや紫外線などの熱にも強い | 10年~15年 |
ラジカル抑制塗料 | ・塗料の剥がれや色あせが起こりづらい ・塗装しやすい | 12年~15年 |
無機塗料 | ・紫外線に強くかなり耐久力が高い ・値段が高い | 20年~25年 |
フッ素塗料 | ・大型の施設で多く使われている ・耐候性や耐久性など様々な効果を持っている | 15年~20年 |
断熱塗料 | ・外の熱や冷気を室内に入るのを防ぐ ・結露が発生しづらい | 15年~20年 |
光触媒塗料 | ・汚れに強い ・外壁についた細菌などを除去してくれる | 10年~15年 |
ウレタン塗料 | ・ベランダを防水加工する際によく使われる ・ひび割れしづらくなる | 7年~10年 |
アクリル塗料 | ・値段が安い ・素人でも扱いやすい | 5年~7年 |
次に、外壁材の種類と特徴、耐用年数は以下の通りです。
外壁材の種類 | 特徴 | 耐用年数 |
モルタル | ・防火性と耐久性が高い ・デザインしやすい | 30年 |
窯業系サイディング | ・コストも安くて高性能 ・耐久性や耐震性など衝撃に強い | 40年 |
金属系サイディング | ・防音性が高い ・防水性も高く凍害に強い | 40年 |
樹脂系サイディング | ・メンテナンスフリーと言われるほど耐久性が高い ・凍害や塩害に強い | |
木質系サイディング | ・断熱性があり家の中の温度を快適に保つ ・デザイン性が高い | |
ALC | ・コンクリートを軽量化した外壁材 ・断熱性や耐震性など様々な効果を持っている | 60年 |
湿式タイル(しっしき) | ・一枚一枚手作業でタイルを貼り付ける ・耐久性が高く衝撃にも強い | 40年 |
塗料や外壁材の特徴を理解すれば、大体どれくらいでリフォームを行えばいいのかが分かるので、ぜひこの表を参考にしてみてください。
外壁劣化のサイン
次に、外壁が劣化してきたサインについて紹介していきます。
これから紹介する外壁の劣化が見つかった場合は、速やかにリフォームを行うようにしてください。
チョーキング
チョーキングとは、白亜化現象とも呼ばれて、外壁を触った際に白い粉のようなものがつく状態のことです。この白い粉は、外壁に塗られている塗料が劣化して、成分が固まり粉上になって表面に出てきたものなのです。従ってこの現象が現れたら、塗装が劣化して外壁を保護する効果が無くなってきていることを意味します。
また、チョーキングで出る粉は、塗料の色によって異なるため、必ず白い粉が出るわけではありません。例えば、黄色い塗料を塗った外壁にチョーキングが起こった場合、触った時に手に黄色の粉が付きます。外壁を触った時に壁の色と同じ色の粉が手に付いたら、すぐにリフォームを行うようにしましょう。
クラック
クラックは、外壁にできるひび割れや亀裂のことです。
クラックが発生する理由としては、気温の変化によって外壁材が伸び縮みを繰り返すことで、ひび割れや亀裂が発生します。
特にクラックは、モルタルやコンクリート外壁に起こりやすくなっています。
原因は、モルタルやコンクリートの材質が伸び縮みしやすいものとなっているためです。
また、環境による影響だけでなく、施工ミスによってクラックが発生することもあります。
例えば、材料の量が不足していたり、塗装作業に時間がかかり過ぎてしまったりしてしまうとクラックが発生する場合があります。
どのような原因であってもクラックを放置しておくと建物の内部が腐ったり、地震などで崩れてしまう可能性があるので見つけ次第早めに対処しましょう。
塗装の色が薄くなっている
新築後やリフォームをした時と比べて、外壁の塗装の色が薄くなっていたら塗料が劣化してきているサインです。外壁の色が薄くなる原因は、紫外線を長期間浴び続けることで塗料の成分が変化してしまうことです。
また、塗料が劣化してくると、色が変わるだけでなく防水性も失われてしまいますので、外壁の色が薄くなってきたと感じたら、すぐに業者に頼んで塗装を塗りなおしてもらいましょう。
塗料の中には紫外線に強いものや耐用年数が高いものがあります。そういった商品を選ぶと塗料の効果が長持ちすることを期待できますのでおすすめです。
外壁が錆びついている
あまり外壁が錆びることはないのですが、場合によっては発生することがあります。錆びが発生する原因の一つとして、もらい錆びが挙げられます。
もらい錆びとは、近くにある錆びた金属製の物から、他の物にも錆びが移ってしまう現象のことです。この現象は金属製の外壁以外でも起こってしまいますので、外壁の近くに錆びた自転車や脚立などを置いていると外壁材が錆びる可能性があります。
他にも、金属製の外壁材を使っている場合、経年劣化で錆びてしまうことがあります。金属製の外壁材は、金属系サイディングやトタンなどです。
外壁にサビが発生し放置すると、使用されている外壁材によっては穴が開き、建物に大きな損傷を与えることになります。そのため、外壁にサビが見られる場合は、迅速にリフォームを行うことをお勧めします。部分的な修復も可能です。
また、塗料の中にはサビ止めや防サビ効果が付いたものがあるので、そちらを使うのもおすすめです。
カビや藻がついている
他にも外壁にカビや藻がついてる場合、すぐにリフォームする必要があります。外壁にカビが発生する原因として、日当たりが悪く湿気が多い環境に建物があることが挙げられます。
例えば、外壁が近隣の建物に日光を遮られていたり、近くに川があって湿気が多かったりするとカビや藻が発生しやすくなります。
他にも、凹凸があるデザインの外壁だと、汚れや水が溜まりやすくカビや藻が発生する可能性が高いです。
カビや藻が外壁に生えて放置された場合、外壁の損傷だけでなく、健康への悪影響も考えられます。そのような場合には、ぜひ弊社までご連絡ください。
外壁リフォーム完了までの流れ
ここでは、外壁リフォームが完了するまでの過程をご紹介していきます。ご紹介する過程は塗装工事の場合を例にします。
現地調査と見積
外壁のリフォームに関するお問い合わせをいただいた後は、まず実地での調査を行わせていただきます。外壁の面積、ヒビの有無、家の形状、ベランダの防水状態、および全体の状況などを詳しく把握いたします。また、この時に何かご希望や質問、不明点がございましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。
ご契約
契約時には、外壁塗装工事の詳細と見積もり価格を記載した見積書および契約書をご提供します。必要に応じて、工事内容を具体的に理解していただくための図面や色彩のシミュレーションも準備可能です。このように、業者とお客様が同一の文書を共有することで、工事の細部にわたる確認を共に行います。工事内容と費用についてご確認いただき、ご納得された上で正式な契約に進みます。
塗装の色を決定
契約が完了した後は、外壁用の塗料の色選びに移ります。色彩シミュレーション、イメージ図、色見本を使用して、外壁、屋根、破風板、雨樋、雨戸、雨戸戸袋、水切り、ウッドデッキ、外塀など、建物の細部にわたる色合いをお客様の好みで選んでいただきます。塗装の色が決まり次第、実際の塗装工事の日程を設定します。
外壁塗装工事
工事では、お選びいただいた色の塗料を使用し、見積もりに基づく工程で進行します。外壁塗装中にご不明点や齟齬が生じた場合は、すぐに当社までご連絡いただければ、迅速に対応いたします。また、工事中に新たな不具合が見つかったり、お客様からの追加や変更のご要望があった場合も柔軟に対応し、適切に対処いたします。
ご精算
外壁塗装工事の完了及び終了確認後、請求書を発行致します。追加作業が無い限り、請求金額は契約時の見積もり通りです。
外壁リフォームの種類
外壁リフォームといってもいくつかの種類に分けられます。
・塗装リフォーム
・張り替えリフォーム
・カバー工法リフォーム
外壁リフォームの種類ごとに、以下ご紹介・解説をすすめていきます。
塗装リフォーム
塗装リフォームは、外壁に塗装されている塗料がはがれたり、ひび割れなどの劣化が起きたときにする工事です。
塗装リフォームをすることで、塗料の効果や壁の耐久性を上げることができます。
このリフォームを行う時期は、大体新築後かリフォームをした時から10年後からになります。前述しましたが、外壁の塗装は施工してから約10年で劣化し、塗料の効果がなくなってきます。また、10年経っていなくても、外壁にサビやカビ、藻などの劣化が発生した場合は、すぐに塗装リフォームを行う必要があります。外壁の塗装に劣化が見られた場合は、この塗装リフォームを行いましょう。
張り替えリフォーム
外壁が老朽化した場合には、張り替えリフォームを検討しましょう。張り替えリフォームとは、元々の外壁材を撤去し、新しい外壁材に置き換える工事のことです。
張り替えの大きなメリットは、新しい機能性やデザインを持つ外壁材への変更が可能になる点です。例えば、窯業系サイディングから金属系サイディングへの変更を行うことで、住宅の重量を軽減し耐震性を高めたり、耐久性の向上や新しい外観を実現できます。
したがって、外壁の寿命が来たり、異なる外壁材への変更を考えている場合は、張り替えリフォームを視野に入れると良いでしょう。ただし張り替えには解体や撤去のための追加費用が発生するため、工事にあたっては十分な予算計画を立てることが重要です。
カバー工法リフォーム
カバー工法とは、元の外壁の上に新しい外壁材を重ねて張るリフォームのことです。このリフォームは、修繕と塗装するより費用を抑えられる場合や、塗装だけでは完全に外壁を直せない場合などに行います。
カバー工法のメリットとして、張り替えリフォームよりも費用を抑えるだけなく、工事にかかる時間が短い、外壁材を重ねることで断熱性や遮音性が向上するというメリットもあります。張り替えの場合は、元の外壁を撤去するため時間も費用もかかりますが、カバー工法の場合は、元の外壁を残して新しい外壁材を重ねるため比較的に時間も費用もかかりません。しかし、元の外壁の上にさらに外壁を重ねることで家の重量が増加し、耐震性が低下する可能性や、サッシの収まりが悪くなるなどのデメリットもあります。
株式会社CloverHomeとしては、カバー工法を推奨しておりませんが、カバー工法を選択する場合は、新しい外壁材を可能な限り軽量なものにすることをおすすめします。
リフォームを外壁に行う際の費用相場
次に、外壁リフォームの費用相場を紹介していきます。
紹介する費用相場は、以下の通りです。
- 塗装リフォームの費用相場
- 張り替えリフォームの費用相場
- カバー工法リフォームの費用相場
それでは、それぞれ解説していきます。
塗装リフォームの費用相場
まずは、塗装リフォームの費用相場についてご紹介します。
外壁を塗装する際、面積ごとの費用相場は以下の通りです。
坪数 | 面積 | 費用相場 |
10坪 | 37㎡ | 約20万円~50万円 |
20坪 | 79㎡ | 約40万円~90万円 |
30坪 | 119㎡ | 約60万円~100万円 |
40坪 | 158㎡ | 約80万円~130万円 |
50坪 | 198㎡ | 約100万円~160万円 |
60坪 | 278㎡ | 約120万円~200万円 |
また、塗装リフォームの費用は塗料の種類によっても変化します。
張り替えリフォームの費用
次に、張り替えリフォームの費用相場をご紹介します。
紹介する費用相場は、30坪(119㎡)の住宅の場合です。
張り替える外壁材 | 費用相場 |
サイディング | 150万円~230万円 |
タイル | 156万円~500万円 |
張り替えの費用は、外壁材の種類や部分によって変化します。
カバー工法リフォームの費用
最後に、カバー工法リフォームの費用相場をご紹介します。
ご紹介する費用相場は、30坪(119㎡)の住宅の場合です。
重ねる外壁材 | 費用相場 |
窯業系サイディング | 120万円~200万円 |
金属系サイディング | 150万円~230万円 |
また、カバー工法を行う場合は、窯業系か金属系などの軽い外壁材を選ぶことをおすすめします。
まとめ:外壁リフォームで家を長持ちさせるには
外壁にリフォームを行う目的から、リフォームを行うタイミング、施工の流れやリフォームの種類と相場までご覧いただきました。お客様のお家に必要な外壁リフォームを決められましたら、是非株式会社CloverHomeにご相談ください。経験豊かなスタッフが、お客様のご希望やご予算に合わせて、最適なプランをご提供いたします。株式会社CloverHomeは外壁の他にも住まいに関する総合的なリフォームを取り扱っておりますので、外壁のリフォーム以外の施工にも対応可能です。リフォームの機会を有効かつ効率的に活用したいお客様は、外壁のリフォームとあわせて、付随する家の修理やリフォームについてのご要望されるケースもございます。室内のリフォームやサッシの入れ替えなど、パフォーマンスのよいリフォームをご希望のお客様も、株式会社CloverHomeまでお気軽にご相談ください。
また冒頭でご紹介した注意すべきポイントも、是非ご参考になさってくだい。
・打ち合わせで決めた内容は、必ず自分でもメモしておく。
・具体的に費用の範囲を決める。予算内でのリフォームを行うために、事前に十分な調査と計画を立てる。
・外壁の劣化が見られたら、耐用年数関係なくリフォームを行う。外壁の劣化は建物全体の安全性や耐久性に影響を与えるため、早めの対応が重要です。
これらの注意点をご留意いただきながら外壁リフォームを進めることで、より安全で美しい住環境の確保につなげることができます。お客様の理想の外壁リフォームに向けて、私たちがしっかりお手伝いさせていただきます。
クローバーホームの外壁塗装の保証
新築住宅も手掛ける信頼第一のクローバーホームは、施工品質にも自信があります。
外壁塗装については、万一施工工事の瑕疵があった場合も、安心の最長10年保証で、お客様を万全にサポートいたします。
工事賠償責任保険加入済
万が一工事中に、家財や車・人に損害を与えた場合。また、工事後の損害について、間違いなく保証できるよう保険に加入しています。
工事保証
最長10年(工事の瑕疵が原因となる不具合があった場合に対応いたします。経年変化による材質の反りや剥がれ、天災等による破損などに対しては対応していません。)
塗料
メーカー保証(塗料毎にメーカーより定められており、保証年数などは異なります。施工時にご説明いたします。)
保証以外にも様々な安心-クローバーホームの6つの取り組み
塗装専属職人が施工
施工にあたる職人は塗装専属・技術に自信ありの職人です。外壁塗装の工程は、自社できちっと決めたものをきちっと行う主義。塗料メーカーが推奨する配合で、推奨する回数施工することで塗装というものは最大限の効果を発揮するものです。職人たちは、最大限の効果を引き出す仕事をすることに誇りを持っています。
一方、塗装作業と平行してタイル張りや室内のリフォームもできます。柔軟な対応ができるのも自社職人が工事をするメリットであると考えています。
外壁リフォームの正しい知識をお客様にお伝えします
現場を任される自社職人のほか、一級建築士、インテリアコーディネーターの資格保有者がそれぞれの専門分野でお客様のリフォームをバックアップします。
これらプロ集団が責任もって仕事をするものの、お客様にとって分かりにくくてご不安にさせてはならないと考えています。メールやお電話による受付から、外壁リフォームのアドバイス、外壁リフォーム工事、アフターフォローに至るまで、それぞれ専門分野の資格や技術を持った者がご説明をしますので、もしも不安であったりご不明であったりする場合も気軽にお知らせください。
外壁と屋根の内側 断熱材もチェック
外壁または屋根のリフォーム前には、壁内部の断熱材の状況を赤外線をつかったサーモセンサーにて検査・チェックさせていただいています。
リフォーム前の壁診断
クローバーホームでは壁の状態を事前調査し下地処理から確実に行っています。
例えば外壁がヘーベル版ですと、デコボコしていて塗装しにくいこともありますが、適切な材料を選定し、専門職人が丁寧に施工します。仕上がりと耐久性に差が出るものと自負しております。
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どうぞこちらもお読みください。
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