弊社は2019年6月に小平市花小金井に移転し、業務を開始しました。業務開始から数年、少しずつリフォームを繰り返し、今なお、より快適な空間を追い求めています。
ここでは、打合せスペースの壁を珪藻土にリフォームした事例をご紹介します。
施工前
壁紙で仕上げられた打合せスペースの壁を、珪藻土(けいそうど)仕上げにリフォームします。 珪藻土は植物性のプランクトン・珪藻が海底に堆積してできた天然鉱物です。日本では昔から七輪やこんろに使われてきた素材というとイメージできるでしょうか。吸湿性、脱臭性に富んだ素材で、バスマットなどの商品も開発されています。この珪藻土を壁に使用することで、シックハウス症候群を防ぐことができますし、自然の調湿作用によって、冬場の悩ましい結露も防げます。 弊社では、お客様にお入りいただく空間を快適にするため、珪藻土リフォームを行いました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
珪藻土は職人が手作業で施工します。職人のコテ使いでテクスチャーが生まれますので、塗り方(コテさばき)によって生まれる模様(引きずり仕上げや波仕上げ、うろこ仕上げなど)によってもお部屋の雰囲気を変えられます。弊社では職人の熟練の技が試されるというフラットに仕上げています。 まずはこれまで張られていた壁紙を剥がし、ビス穴やジョイント部分を埋めてから下塗りを進めていきます。
珪藻土は二度塗りです。まずは下塗りをコテで行います。
一度塗った後、仕上げ塗です。フラットに仕上げるため、丁寧に珪藻土を角ゴテで塗り広げていきます。
もともと天井に取り付けてあったダクトレール(ライティングレール)はいったん外して珪藻土を塗布しました。珪藻土がきれいに乾いてから、再度取り付け。壁紙の時よりも反射する明かりが柔らかく感じられます。
完成
接客スペースの後ろに執務テーブルを配置し、打合せスペースのリフォームは完了です。リフォームの打合せは決めることが多く、長時間になりがちです。その間、お客様におくつろぎいただきながらご検討いただけるよう、努めております。 また、珪藻土をご検討のお客様には、珪藻土で仕上げた壁をゆっくりご覧いただくことができます。 珪藻土は壁紙より素材の値段が高く、職人が時間をかけて施工していくので、壁紙で仕上げるより高価になるため、お安く仕上げたいという方にはお勧めしにくい素材です。しかし、それに余りあるメリットのある素材でもあります。ぜひ珪藻土で仕上げられた空間を体感してください。 弊社で使用した珪藻土は白で、フラット仕上げです。このほかのお色や素材についてもカタログのご用意がございますので、ぜひご検討ください。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | |
施工期間 | |
費用 価格 (約) |