患者様の健康に配慮したクリニックの待合室にリフォーム

クリニックの全面改装のご依頼をいただきました。床・壁・天井はすべて張り替え、間取りも一部改変します。待合室には棚・カウンター・間仕切などをオーダーで製作、やさしい木の雰囲気のクリニックにリフォームします。

マンションの一室で開業したクリニック。最初は予算をかけられなかったため、最低限の施設でスタートしましたが、少し余裕ができてきたので、医院長の理想のスペースを作りたいと、ご依頼をいただきました。写真はリフォーム前の待合室の様子です。少し見にくいですが、床には青いじゅうたんが敷いてあるのがわかります。

診察室の様子です。じゅうたんを剥がすと、コンクリの床が見えてきました。クリニック全体のじゅうたんをはがし、クッションフロアに張り替えます。

断熱材です。壁や窓からの冷気をシャットアウトするために用意しました。クリニックには薬品なども置かれるため、温度変化は小さい方がよいのだそうです。

床のクッションフロアを仕上げているところです。機材を使ってフロアの継ぎ目をきれいに処理しています。

別の場所で大工が製作していたカウンターを運び込みました。受付などの事務をする方が使いやすいよう、また患者様のプライバシーを守れるよう、ご要望を反映した作りとなっています。今は生木の状態です。これをほかの棚や引戸、パーテーションなどと同じ色に塗装していきます。

待合室の奥にある、スタッフルームです。薬などを置くための棚も別の場所で製作し、設置しました。全体的に、落ち着いた茶色で塗装しています。

待合室の完成です。もともとの待合室より床が明るくなったので、家具は濃い茶色になりましたが、全体に明るい雰囲気になりました。
待合室だけでなく、診察室や廊下の床や壁、天井も張り替えました。パーテーションなども新設し、プライバシーに配慮した空間とすることができました。