今回は、P社製の手すりシステムの取付事例をご紹介します。
通常、壁の下地材が合板などでないと、手すりの支持部材を取り付ける際の
強度が確保出来ませんが、このタイプは下地の柱部分に横板を流して
その横板に手すりを付けるため、自由に曲がり部材などを配置できます。
施工前
現況では、すべての導線に一切手すりなどは無く、高齢のお客様は不安になられていたようです。 リビングからトイレや浴室に安心して行くことが出来るように、 導線に手すりを設置していきます。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
手すりバーも、いきなり取付けてしまうのではなく 高さの目安を何種類かマスキングテープを貼ってつくり お客様に選んでいただくことで、使いやすい手すりになるように 仕上がり高さを決めていきます。
ユニットバスの入口のところにも、縦の握り手を取り付けました。 洗面化粧台の引き出しが当たらないように、少し短めに加工しました。
玄関の壁にも、靴を履く際や帰宅時などに補助として掴むことが出来るように 手すりを取付。 段差のある玄関での転倒事故防止になり、安心度が増しました。
完成
ユニットバスへの導線にも、壁に沿ってL型の手すりを配置しました。 マンションのため、下地の構造体が軽量鉄骨でしたので、強度を増すために 裏に合板を入れました。 トイレ内にも、便座から立ち上がる際に掴める高さに横長の手すりを設置しました。 足腰にかかる負担を軽減してくれます。 こうして、手すり設置工事は無事に完成しました。 今回は廊下などの平坦な場所での施工でしたが、階段などの上下がある 場合などでも、問題なく施工できますので、将来の安心安全の備えとして 御用命頂ければ幸いです。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都 目黒区 |
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物件種別 | マンション |
構造(工法) | RC造 |
工事の内容 | 手すり取付工事 |
施工期間 | 1日 |
費用 価格 (約) | 18万円 (税務き) |