広い庭のついた中古住宅を購入し、家族のサイズに合わせて改修と増築をお願いしたいとご連絡を頂きました。ここでは、増築の様子を中心にご紹介します。
施工前
郊外にある庭つきの中古住宅を購入したお客様から、住み替え前にリフォームと増築をお願いしたいとご連絡いただきました。ご予算が決まっていたので、その範囲内でできるところまで、という条件です。お打ち合わせでは増築部分を先に決め、そこからできる範囲で母屋のリフォーム内容を決めていきました。優先順位をお客様自身でご決定いただけたので、スムーズに改修内容を決めることができました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
まずは地業工事。外壁線に沿って水杭を打ち、横に水貫を設置します。その後、土を掘る根切作業をします。
増築部分の布基礎を造ります。筋交いを入れ金物を取り付け、強度を高めます。床下換気口を設けます。
屋根の野地板が完成し、家の形が見えてきました。母屋と増築部分の間にすき間ができないよう施工を進めます。
増築部分を上から見たところです。防水シートが敷かれ、この上に屋根材を乗せれば屋根が出来上がります。母屋の屋根と増築部分の屋根の間に水が入り込まないよう、丁寧に接合部分を仕上げていきます。
屋根ができあがりました。屋根は金属立平葺きです。リーズナブルでありながらスマートに見える葺き方です。母屋の屋根と増築部分の屋根の間には、雨水を外に流すための樋を設けています。これで増築部分と母屋の接合部分からの漏水の心配がなくなりました。ここから内部を造り込んでいきます。
建物内部のリフォームは、こちらでご覧ください。
https://cloverhome.tokyo/custom-home/extension-10/
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 埼玉県さいたま市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 中古住宅のリフォームと増築 |
施工期間 | 2-4ヶ月 |
費用 価格 (約) | 700万円- |