耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

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武蔵村山市にて、屋根の葺き替え工事を担当させていただきました。

今回は、屋根材にアスファルトシングルを使いました。

 

従来、屋根材には、瓦、スレート、金属系の素材などが使われてきました。今回採用したアスファルトシングルは、2007年に建築基準法が改正されたことから、一般住宅の屋根材として普及してきました。アスファルトシングルは、もともと北米で広く使われており、およそ80%のシェアを誇っています。

アスファルトシングルは、ガラス繊維にセメントを浸み込ませ、表面に石粒を吹き付けた屋根材です。石粒のカラーによって色を展開しやすいという特徴があります。また、「割れない、錆びない」と言われ、軽量のため耐震性にすぐれ、防水性も比較的高い材です。

施工前

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

下地を敷いた状態です。ゴムアスファルトルーフィングを敷いて、防水工事をしていきます。屋根の葺き替えでは、表面の屋根材を剥がした後に下地の状態を確認します。ほとんどの雨水は屋根の表面材がはじきますが、わずかながらも下地に流れ込んでくる雨を防ぐことはできません。表面材と同様、下地も経年劣化するので、屋根の葺き替えをする際には、ルーフィングと言われる下地部分も葺き替える必要があることがほとんどです。 ゴムアスファルトルーフィングを、隙間ができないよう、端や重ね合わせの部分など注意しながら施工していきます。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

ゴムアスファルトルーフィングを貼り付け終わりました。 次に、桟木の施工をします。桟木とは、下地の上に設置して断熱材を施工するための土台となります。 貼り付けたアスファルトルーフィングの上に断熱工事をします。
断熱材を屋根上に施工する為に、木桟の施工をしているところです。

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

屋根に施工する断熱材です。40mmの厚みがあります。

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

実は、屋根上に施工する断熱施工は、冬は特に、あまり効果があるとは言えません。室内の暖気のほとんどは、天井裏から逃げてしまうからです。 しかし、夏場は、輻射熱を外側で遮断できるため、天井裏に断熱施工するよりも、断熱効果が高まります。 よくある、屋根材自体に断熱加工されているものや、塗装材料に断熱加工されているものよりも、目に見える効果が出ます。
出来上がりの断熱性能を高めるためには、断熱材自体の性能も重要ではありますが、隙間なく施工する丁寧さが最も重要になります。
断熱施工は、出来上がってしまったらお客様ご自身で施工を確認していただくことができません。施工する私どもが、適切で丁寧な工事をすることが大事だと心得ています。

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

屋根材です。
今回のお客様が採用された屋根材は、北米では80%のシェアを誇るアスファルトシングル葺屋根です。
日本では防火基準が2007年に認可された屋根材です。
従来のスレート屋根に比べて重さは2/3位、ランニングコストでは耐久性は20年以上は保証されています。
塗り替えの必要が無く長期間葺き替えなどのリフォームが不要なことから、
後にかかる修繕費用はスレート屋根よりも割安になります。
導入コストもスレート屋根と同じ位の費用で実施することができておすすめです。

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

屋根の胴縁は樹脂を使用します。

屋根の棟には、ガルバリウム合金を使用した棟板を取り付けます。屋根のてっぺんにあたる部分を、屋根の傾斜に合わせて折り曲げた板をかぶせる施工です。
棟板の取り付けは、下地に、貫と呼ばれる薄くスライスした木材を、屋根材の上から釘で打ち付け、土台とします。その貫に、棟板を取り付けます。
貫は、年数が経ち貫が乾燥収縮すると釘が抜けてきたり、又は釘の保持力が弱まり棟が風で飛ばされてしまうことがあります。
今回は、樹脂製の貫を使用しました。乾燥収縮が無いので、年数が経っても施工当時と変わらない性能を維持できます。
今回の施工では、各材料に寿命の長いものを選定しましたので、将来にわたって耐久性の高い仕上がりとなっております。 クローバーホームでは、安く仕上げるよりも、多少費用が掛かっても後々のメンテナンス費用が軽減できるよう、アドバイスをさせていただいております。

完成

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

耐震性・防水性・耐久性の高いアスファルトシングル屋根に葺き替え

屋根が葺き上がりました。

屋根の頂上には、2階の屋根裏に溜まった暖気を排出するための、通気口を設置しました。
通気口には、夏の屋根裏の温度上昇を抑える役割があり、屋根上の断熱とセットで室内を快適に保ちます。
屋根裏の結露も抑えることができます。

雪止めも付けました。雪が纏まって落ちないように、又雨樋に雪の重みが直接かからないようにする金具です。

クローバーホームでは長持ちする商品と丁寧な施工で、将来的にお安くなる工事をご提案しております。雨漏りや屋根の葺き替えや屋根の塗装、屋根裏の断熱工事など何なりとご相談ください。

工事後の万が一の漏水も保証させていただきます。

データで見る 施工事例

リフォーム地域東京都武蔵村山市
物件種別一戸建て
構造(工法)木造
工事の内容屋根の葺き替え
施工期間10日間
費用 価格 (約)100万円

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