太陽光発電に興味はあるけれども、新築住宅ではないので設置は難しいかな……と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、新築住宅であれば、建設途中にパネルを取り付けることができるので、太陽光パネル設置による工期延長はほとんどありません。しかし、既存住宅への設置となると、足場の設置・解体が入るので工事に最低2~3日、そのほか電気工事などを含めると1週間ほどはかかります。荒天などで予定がずれ、工期が延びることも予想しなければなりません。しかし、太陽光という自然エネルギーを自宅で活用できるというのは大きなメリット。災害時の非常電源の確保にもつながります。
ここでは、家の建設後に太陽光パネルを後付けした事例を紹介いたします。南向きの大きな屋根いっぱいにパネルを設置し、エコな生活を実現します。
施工前
家の南側には駐車場があり、太陽の光を遮るような高い建物がないことから、太陽光発電には最適の立地。設置時は売電価格の高い時期だったので、太陽光発電を始めるには最適の時期でもありました。 写真は、太陽光パネル設置直前の様子。設置部分に足場を組み、職人が屋根に上っています。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
今回設置する太陽光パネルです。発電効率のよさからPanasonicの製品を選択しました。
本事例の当時は選べるほど太陽光パネルの種類はありませんでしたが、今ではさまざまなメーカーが開発・販売しています。
メーカーとしては、シャープ、京セラ、三菱、東芝など国内メーカー、カナディアンソーラー、Qセルズ、RECソーラー、JAソーラーなど海外メーカーがあげられます。
太陽光パネルを選ぶ場合は、発電量のほか、価格や保証、発電効率等が考えられます。設置場所や施主様の考え方により、選択されるものが異なりますので、設置を検討される際、ぜひ比較してみてください。
クローバーホームでは、すべてのメーカーの太陽光パネルを取り扱っております。ご希望の太陽光パネルでお申し付けください。
まず、パネルを取り付けるための金具を屋根に設置します。足場の最上段までパネルを上げてから、数人の職人がていねいに設置していきます。
太陽光パネルが屋根全体に設置されれば、屋根の上での作業は終了です。しかし、太陽光パネルを設置しただけでは、つくった電気は使える電気にはなりません。それを可能とするパワーコンディショナーを設置して、自宅で太陽光パネルの稼働状況を確認できるモニタの設定をして、ようやく施工完了です。
完成
太陽光エネルギーの導入で、光熱費の削減・余剰電力の売電・災害時の電力確保などのメリットも得られます。しかし、デメリットとして、電力が安定しないこと・メンテナンス費用・自然災害などによる故障などがあります。デメリットを予防するためには、ていねいな施工とともに、保険などの検討が必要です。 クローバーホームでは、お客様の立場に立ったご提案を心がけております。太陽光エネルギーの利用をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。