株式会社クローバーホーム 社長ブログ

社会の変化と企業としての対策

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最近、月極駐車場の支払いを行った際、駐車場の大家さんがインボイス制度に未登録であることが明らかになりました。結果として、今年から駐車場料金に10%の消費税が加算され、その負担が当社に転嫁されました。インボイス制度は、これまで免税だった事業者にも消費税を均等に負担させることを目指す法律ですが、この変更により新たに課税されることになり、最終的には当社がその負担を担うことになりました。

インボイス制度は「公平性」を標榜していますが、実際には価格の上昇を招いています。当社のみならず、他の事業者様も同様の対応を迫られ、結果的にエンドユーザーの負担増が進むことが懸念されます。このような制度は、変化に適応できない、あるいは体力のない企業を苦境に追い込む可能性があります。政府は公平を掲げていますが、実際の政策は弱者に対する圧力と捉えられることもあります。政府や行政には皆様に対して寛容で優しい国になるようにしていただきたいと思います。当社は時代に適した事業を展開するために積極的な取り組みが必要だと考えています。当社の理念に従い、お客様、当社に関連する従業員とそのご家族、協力業者に対して優しい企業であり続けたいと考えています。