リビングにはじゅうたんが敷き詰められていましたが、ペットを飼っていて、傷や汚れが目立つことから、フローリングに張り替えたいとご連絡いただきました。フローリングは階下に音が響きにくいものにしたいとのご希望です。合わせて、日焼けが目立つようになってきた出窓もキレイにリフォームします。
施工前
リビングいっぱいに絨毯が敷き詰められていました。柔らかく防音性もあるカーペットは、ペットのいる住居にはメリットの高いものです。しかし、このリビングカーペットは取り外しができず、十分に洗うことができないのがお客様の長年の悩みだったとのこと。このリフォームではカーペットをすべて撤去し、フローリングに張り替えます。そのうえで、お客様ご自身が、必要な部分に必要な分だけタイルカーペットのような取り外し可能なじゅうたんを敷きたいとお考えです。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
じゅうたんとその下の防音材等をすべて撤去し、下地のコンクリートがむき出しになっています。この上に防音性の高いフローリングを施工していきます。今回お選びいただいたのは、ハピアオトユカフロア。お色はマロンブラウンです。 マンションでの床の張り替え時には、マンションの規約などで決まっている遮音等級などをよく確認する必要があります。まれにご希望の建材が使用できないこともございますので、ご注意ください。
床の張り替えと同時に、出窓の天板の端の方が焼けているのでキレイにしたいとのことで、ついでの工事を行います。ご依頼では削って塗装を、とのことだったのですが、実際に見てみるとシート張りだったので、ご依頼の工事は対応できないことが判明。削らずに塗装することも検討したのですが、木目はあった方がよいとのご希望だったので、天板には新しい木目調のシートを張ることになりました。
シートを張る前に、天板の凸凹をなくすためにやすりで削って平らにしていきます。
平らにしてから、ダイノックシートを施工します。床と同じような色調・木目のダイノックシートをお選びいたしました。ダイノックシートは耐候性が高いので、屋外でも使用することが可能なもの。日の当たる出窓でも素材の劣化は少なく、メンテナンスも手軽なため、少ないコストで美しさを長持ちさせることができます。
完成
床・出窓ともに完成しました。床の色合いが淡いものから濃い色へと変化したことにより、全体に落ち着いた雰囲気となりました。出窓もキレイに仕上がり、ご満足いただくことができました。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
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物件種別 | マンション |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | 床のリフォーム/出窓天板のリフォーム |
施工期間 | 3-5日 |
費用 価格 (約) | 55万円- |