小さな子供が過ごしやすいようにと、リビング横に作った和室スペースでしたが、子供が成長し、もてあますようになってきました。そこで和室を洋室にリフォームし、隣のLDとつないで広いリビングを作りたいとご要望いただきました。和室と洋室を区切る間仕切り壁も撤去し、広いリビングを作ります。
施工前
和室の壁には、子供たちの落書き場所として、黒板シートを施工していました。もう大きくなり、そのような場所の必要性が薄れたことから、普通の壁にしたいとのご希望です。この黒板はシートなので、壁紙のように剥がせます。剥がしたら、新しい壁紙を張るという、通常とあまり変わらない工事を行います。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
和室には、天袋の付いた押入れが併設されていますが、ここも洋室にふさわしくクローゼットに改変します。
琉球畳と押入れを撤去し、新しいフローリングとクローゼットを入れる準備をしています。
間仕切り壁は、左右は撤去できましたが、上部30cmくらいはコンクリートが入っていたのでそのまま壁として残ります。壁紙は他の部分と合わせて施工します。
和室に合わせて設置されている障子も一緒に撤去し、カーテンが取り付けられるようにカーテンレールを施工します。
障子紙は取り外し、桟は別に撤去します。エアコンは、黒板シートの張られた壁の方に移設します。
押入れがクローゼットに生まれ変わりました。これまで天袋になっていた部分は枕棚を取り付け、これからも空間利用ができるようになっています。その下には長いハンガーパイプが施工されており、広めのクローゼットになっています。 写真左側の窓を見ると、障子が撤去されています。この後、カーテンレールを付ければ完成です。
完成
クローゼットは幅が広いので、三連の引戸(チェリー柄)を取りつけました。 床に使える商品は、マンションによって遮音等級を指定されていることが多いようです。今回はその基準をクリアするオトユカフロア(色はティーブラウン)をご指定いただきました。 和室が洋室に変わることで、これまでとはがらりと雰囲気の違うLDとなり、ご家族がゆっくりと過ごせるスペースを作り出すことができました。
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リフォーム地域 | 東京都府中市 |
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物件種別 | マンション |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | 内装リフォーム |
施工期間 | 2-3週間 |
費用 価格 (約) | 65万円 |