リクシルのシンラにキッチンをリフォーム！床には無垢材を使用します

自宅の内装の大幅改装の一環で、キッチンを大きくリフォームした事例をご紹介します。もともとのキッチンはL字で幅広いもの。新しいキッチンも同じ場所に据え付けますが、シンプルなI型キッチンをご選択いただきました。「今はこれで十分」とおっしゃる奥様の、もっとも使い勝手のよいシステムキッチンです。キッチンの並びに冷蔵庫を置くスペースも取れたので、動線もシンプルなものになりました。

施工前

築年数が経ち、家族構成の変化などの影響からか全体に使い勝手悪くなってきたため、大幅に改築することにしました。床は全面無垢のフローリングに張り替え、壁・天井を作り直すとともに窓も小さいサイズに作り変えます。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

古いキッチンを取り外し、床・壁・天井を解体したところです。
下地を調整・補強し、新しい床や壁を作っていきます。窓は小さくなるため、その部分には新しい壁を作っていきます。

小さく作り変えられた窓です。もともとの大きな窓は明るく開放感があってよかったのですが、日が差しているときはまぶしかったり、夜は調理するシルエットが外から見えてしまったりと、改善したい点もあったのだそうです。今回のリフォームではぜひこの点を改善したいとご要望いただきました。

床は全てはがし、こちらも下地を調整・補強します。

下地のベニヤ板をはった後、フローリングは無垢のナラ材を施工します。天然木なので風合いがあり、使う年月でより味の出るフローリングです。キッチンからリビングへと空間は広がっていきます。

壁を再建し、お勝手口を追加して、キッチンが完成しました。キッチンにはコンビネーションレンジと食器洗い乾燥機を導入。より使い勝手のよいお台所です。もともと使っていた食器棚も台所に再設置しています。

完成

使い込まれて、若干ごちゃごちゃしていた台所が、システムキッチンの導入ですっきりと片付きました。お勝手も付けたので、「ちょっとゴミ出し……」と外に出ることも気軽です。

このリフォームで見違えるほどよみがえったキッチン。水周りはどうしても汚れがちです。古くなると水漏れを起こすことなどもあります。突然のリフォームは時間的にも金銭的にも余裕がなく、バタバタと物事を決めざるを得ません。余裕を持った、満足できるリフォームとするためにも、少しずつ考えていくのも良いのかもしれません。

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