コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

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クローバーホームでは、大切な家が地震で壊れないように、耐震診断や耐震補強に取り組んでいます。
補強目的の耐震補強工事や耐震診断はもちろんですが、
リフォームのついでに補強するのも、とても賢明な手であると思います。
何と言っても耐震工事のためにわざわざ壁や天井を壊したり、床を剥がしたりする必要ありませんから!

大地震で倒れた家は、概ね次の5つの特徴を持つ家であったといわれます。

老朽家屋

基礎、土台、柱などの床下部分が腐っている。白蟻の被害を受けていて、家を支える力を失っている。というケースがあります。

欠陥住宅

新しい住宅なのに倒壊したケースも。それは筋交いが入っていなかったり、接合部が釘で簡単にとめられているだけで筋交いの役割を果たしていなかったりした欠陥住宅でした。
ほか、柱の脚元がコンクリート基礎にアンカーボルトでしっかりとめられていなかったという問題も。手抜き工事の家屋は地震が起こると欠陥が爆発的に露呈して倒壊してしまいます。

設計の欠陥

地震の被害事例には、壁の少ない家の倒壊も多くありました。窓などの開口部の多い家は揺れに弱く、タテヨコの耐力壁の必要が言われるようになりました。

増改築の欠陥

平屋に二階を継ぎ足した家が倒壊した事例もありました。二階を支える柱が一階の柱とボルト等でしっかり締め付けられるべきところが、しっかり接続されていなかったためでした。

ここで、クローバーホームが手がけた、リフォームのついでにできる耐震補強の実例をご紹介します。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

Kホルダー金物で基礎・土台・柱の耐震補強をした例。 基礎と土台と柱を一体にする事で直下型地震による縦揺れの際の柱抜けに対抗させます。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

小屋束と母屋の補強をしています。 水平方向の力に対抗、屋根がひし形に変形するのを防ぎます。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

小屋梁とつなぎ梁の補強 水平方向の力に対抗、屋根裏がひし形に変形する力に対抗します。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

グレートホルダー3型 火打ち土台 木造住宅の床下の水平耐力の耐震補強 水平方向の力に対抗、床下の土台と大引きがひし形に変形する力に対抗します。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

火打ち梁 木造住宅の小屋裏の水平耐力の補強工事

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

建物の隅角部を耐震壁で補強しています。耐震壁はクロス下地として使用できますので、クロス貼替のついでに補強が可能です。 壁の補強は建物の横揺れの時に家が傾くのを防ぐ大事な補強です。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

骨組みを除いた部分を全て解体し、間取りの変更を実施 柱を抜いたり入れたりして構造を大きく変更。大きな梁で二階床を補強、壁面全体を補強しています。 間取りの変更で今ある柱を取り除く場合は、柱の代わりに家の重さを支える為に、横方向に高さの大きな梁材を取り付けて両側の柱で重量を分散して受けます。

コストが断然違う!リフォームと同時に耐震補強した事例

既存のアンカーボルトのナットがとれていた為、土台と基礎の補強は専用の金物で補強した例。 古い家のアンカーボルトはナットが締まっていない事も多いので、後から耐震補強を実施する場合は床下から行います。