パン屋さんを全面改装　店舗デザインから陳列棚まで

駅前にパン屋さんをオープンしたいという方からのご依頼で、ビル１階の一角を全面改装します。この事例では、店舗の改装だけでなく、陳列棚などの製作もご依頼いただきました。設計から組み立て、塗装、設置までをトータルで行います。

施工前

新しくパン屋さんとなるスペースです。前の店舗の残したものをすべて取り除いて、ガランとした空間になりました。これからパン屋とすべく、内装を整えていきます。それと同時に、木材を加工して陳列用の棚を製作します。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

まずは店舗改装をご紹介します。
お店のスペース、従業員のスペース、厨房と区切りをつけるため、壁を建てる準備をしています。写真奥に見える明るい部分が入口なので、いま区切っているのは一番奥に配置される厨房のスペースです。

床・壁・天井も新しくします。写真は天井の様子。食品を扱えるよう、ダクトも新しくなりました。

店舗スペースです。レンガ調の壁紙を使うなど、パンをおいしく見せる工夫も行っています。

厨房スペースです。パンを焼くための溶岩窯が写真左手に見えています。真ん中部分は、パンをこねたり成型したりするスペースとして使う予定です。

社員用のロッカールームです。厨房に入る前後に身支度を整えられる、プライベートな空間です。

事務スペースです。上部の棚は弊社で製作したものです。机の右手の小窓から、店舗の様子を見ることができるようになっています。
店舗として効率的に運用できるよう、スペースを細かく分けています。

陳列棚などは、店舗改装と並行して別の場所で製作を行いました。木材屋で準備した木を設計図に沿って切り、組み立て、整えていきます。クローバーホームでは、このような大工仕事もあわせて承っています。

この事例では、家具の図面をお客様がご提示くださいましたが、ご希望がございましたら、弊社でかき起こすことも可能です。家具製作を考えていらっしゃる方は、一度ご相談ください。

陳列棚の下には、こまごまとしたものを入れられるよう、引き出しや棚になっています。完成してから塗装を施し、改装の終わった店舗に配置します。

リフォーム後の店舗内に、できあがった家具を設置しました。地震などで倒れることのないよう、壁に据え付けます。写真の家具には棚板が数枚はめてありますが、すべて可動式。商品によって移動することができるようになっています。引き出しには、きっとトングやトレイなどの必需品が入るのでしょう。

完成

オープン後の店舗内の様子です。写真のガラスのはまった陳列棚には商品が並んでいます。床の色と近いブラウンに塗装してあるのがわかるでしょうか。全体に温かい雰囲気の店舗となってお客様をお迎えできる場とすることができました。

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