中古マンションの全面リフォーム

中古マンションを購入し、フルリノベーションの後、引越しを予定している方からのご依頼です。マンション自体は1975年に建築されたものなので、内装は少し古めかしい感じでした。広さは約80平米。間取りも変えたいというご希望だったので、水回りはそのままで、その他の撤去できる壁はすべて取り外し、ご希望の間取り・建材で仕上げます。

施工前

築年数を経ているので内装は古めかしく、照明器具などからも時代を感じます。しかし、マンション自体のメンテナンスはよいこと、駅近で立地のよい物件であることからご購入を決められたとのこと。購入後に内装をフルリフォームしてからお住まいになります。
お客様にご連絡をいただいて、リフォーム内容、今回は多くの時間を新しい間取りと器具決定に費やして、工事が始まるまでに２～３ヶ月。工事期間がまた２～３ヶ月。内容や状況によっては、これ以上の期間がかかることもありますが、今回は最初にご連絡をいただいてから、５～６ヶ月でお客様にお住まいいただけるようになりました。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

今回は、これまでのものをすべて撤去して新しくするため、まずは屋内の撤去・解体から仕事が始まります。床材・天井・クロス・壁……と撤去して、これだけの廃材が出てきました。

ここはもともとキッチンだった場所です。キッチンや棚を撤去し、内装をきれいにしなおします。

トイレの壁も一部撤去済みで、中が丸見えになっています。トイレの場所は変更しませんが、古いトイレと床材は撤去し、新しく作り変えることになります。

リビングの壁が撤去され、マンションの間取りが大きな一つの部屋になってきました。写真に見えるものはすべて廃棄します。廃棄物を撤去したら、新しい間取りを作り始めます。

古い部材をすべて撤去し、何もない空間ができあがりました。この空間に、新しい間取りを作っていきます。

床と壁、そして天井を作っているところです。床下には断熱材を敷き込んでいます。この上に、朝日ウッドテックの防音フロアを敷きます。

リビングでの作業の様子です。まだ、天井は骨組みだけで、広いスペースを使って木材を切り出しています。

リビングと寝室の間に壁を建てていきます。リビングからの明かりを取り入れるため、上部にはすりガラスの窓を設置します。

寝室側からリビングを見たところです。壁が立ち上がり、窓が設置されました。

リニューアル前の古いキッチン、古い浴室、古いトイレです。もちろんこれらも新しい設備に総入替です。

完成

着工から数ヶ月、壁紙、床が張られようやく工事が終了しました。水回りの場所は動かさず、その他は大幅にリフォームし、お客様のご希望の間取りへと作り上げることができました。 ６帖ほどのウォークインクローゼットは収納力抜群です。

新しいトイレは、TOTOアプリコットにピュアレストQRをお選びいただきました。クッションフロアはシンプルなアッシュです。

新しい浴室は、タカラスタンダードのユニットバス・伸びの美容室をお選びいただきました。

新しい洗面台はタカラスタンダードのスーリア。奥に見える棚はダークウォールナットで造作しました。

新しいキッチンはタカラスタンダードのエーデルです。扉はLIXILのものをお入れしました。

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