桜並木の目の前に家はありますが、家の中から桜は見えません。また、家は断熱が悪く、結露でカビが生えてしまうほど。1階部分を賃貸に出すための増築リフォームと同時に、自宅部分も大幅リフォームをすることにしました。
施工前
きれいな桜並木が目の前にあるのに、窓の方向が悪くて桜が見えないことが、春になると何となく憂鬱になる原因でした。このリフォームで、桜並木を楽しめる家にするため、ご要望いただいたのがコンサバトリー風の家。コンサバトリーとはガーデンルームのひとつで、壁面や屋根面がガラス張りで作られた建造物です。今回の増築は2階部分以上はすべて造り変えでしたので、デザイン・設計からご依頼いただきました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
断熱が悪いことが以前の家のもっとも大きな不満でした。今回のリフォームでは、しっかりと断熱措置を取り、夏の暑さや冬の寒さに影響されにくい家にします。
コンサバトリー風の家にするために、大きな窓を設置しました。ロフトも設置しています。
桜並木に面する大きな窓です。この窓に面する部分にリビングを配置し、春になったら桜を楽しみ、夏は緑を楽しむ場所となります。
天井部分の施工のために、窓からロフト部分にかけて、作業用の橋が渡してあります。
外観はおしゃれに!も大きなご要望の1つ。新しい家の外観にあわせて、門柱もおしゃれに模様替え。半円のアーチ部分はレンガ風に仕上げました。
屋上部分です。ちょっと小さめの扉から屋上に出られるような設計です。屋上にはテーブルといすを置き、春・秋や夏の夕涼みなどを楽しめるようになっています。明かりも用意しているので、夜でも外に出ることができます。
完成
リビングを下から見上げる形で撮影した写真です。シーリングファンのついたシャンデリア風の照明が設置されました。吹き抜け構造は空気が流れにくいのですが、シーリングファンが家全体の空気の流れをよくします。 この大きな窓の外は桜並木です。春は家の中で毎日お花見を楽しむことができるそうです。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都立川市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 増築リフォーム |
施工期間 | 2~6か月 |
費用 価格 (約) | 300万円~ |