外気の影響を受けやすい家を、冷暖房効率の良い家にリフォームしたいとご連絡いただきました。あまり大きなリフォームは行いたくないとのご希望もあったことから、屋根裏断熱を行い、屋根から入り込む冷気・暖気をシャットダウンするために断熱材を施工することになりました。すでに建ってから数十年を経ていることから、断熱材も劣化していることが考えられます。また、現在の断熱材の方が性能が高いので、新しい断熱材に敷き替えることで一定の効果が見込まれます。
施工前
点検口から屋根裏に入り確認したところ、断熱材はきちんんと施工されていましたが、現在私たちが使用しているものよりはずいぶん薄いものが引かれているようです。断熱材は、素材の性能とともに厚さが重要です。今回はグラスウール断熱材を200㎜を施工します。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
古い断熱材です。写真をよく見ると、シートの中に入った断熱材がひび割れていることがわかります。こうなってしまっては、あまり高い断熱性能は求められません。
古い断熱材をすべて撤去し、天井裏がむき出しになっています。この上に新しい断熱材を施工していきます。
屋根裏に敷きこむ断熱材が搬入されました。周りの白い袋の中に複数の断熱材が入っており、外に出したら大きく膨らむので、直前までこのまま保管します。
ピンク色のものが新しい断熱材です。これから屋根裏いっぱいに敷き詰めていきます。
完成
屋根裏に断熱材が敷き詰められました。これで、屋根から入り込んだ熱気が階下へとは伝わりにくくなります。 外気温に左右されやすい環境だと、冷暖房をいくらかけても過ごしやすくすることは難しいもの。夏暑すぎる!冬寒くなりすぎ!という場合は、断熱リフォームを考えても良いかもしれません。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都西東京市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 断熱工事 |
施工期間 | 1-3日 |
費用 価格 (約) | 20万円- |