今まで物置として使用していた部屋を、ご主人がテレワークに使用できる部屋にするために、和室から洋室へのリフォームしたいとご連絡いただきました。押入れはクローゼットに、畳は防音のフローリングに取り替えます。また、雰囲気を合わせるために、入り口の建具も洋風に替えたいとのご要望です。
施工前
もともとは日当たりのよい六畳の和室でしたが、あまり使わない物を置く納戸のように使われていました。この数年、ご主人がご自宅で仕事をすることが増え、自宅で仕事できるスペースが必要になったことにより、この部屋を改装してテレワークしやすいスペースを作り出します。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
和室の洋室化に伴い、押し入れをクローゼットに改変します。押し入れは使いやすいように襖を外し、目隠しとしてカーテンをご使用でした。リフォームに伴い、上段の荷物はすでに運び出してくださっていました。下段の衣装ケースは簡単に運び出せるので、ギリギリまで押し入れで……とのこと。工事開始直前に移動させることになりました。
押入の中板と目隠しとして使用していたカーテンを撤去し、クローゼットにする準備をしています。
また、すでに畳はすべて撤去し、フローリング化の準備も進んでいます。
ハンガーパイプとともに、上部の空間利用のため枕棚も設置します。扉はパナソニックの収納3枚連動引戸を設置しています。木目が美しく、部屋にいても木のぬくもりを感じられる商品です。扉が連動して動くので、開け放った時には1枚の扉分の幅になります。また、クローゼット内部の仕上げには押入ボードを使用しています。
畳をすべて剥がし終わりました。この上にフローリングを敷きます。今回は階下へ物音が響きにくい防音フロア(DAIKENのオトユカフロアII)をお選びいただきました。マンションでは遮音等級など規約があることが多いので、事前に調べておくとスムーズです。
お部屋の入り口のドアも一緒に洋風に変更されました。続き部屋の家具の色調に合わせて、ロイヤルホワイトをご指定頂きました。こちらは引違い戸になっています。引き戸と違い、暑い時などは片方を空けてお使いになると風が通ります。壁のクロスの色とマッチしていて、違和感のない仕上がりになっています。
完成
今後のお部屋の使い道は、椅子に座ってのパソコン作業部屋とのこと。生まれ変わったお部屋で、お仕事にご趣味に精を出されるそうです。キャスター付きの椅子をご愛用とのことなので、床がフローリングなのは快適です。和室からフローリングへのリフォームをご検討されているお客様、一度ご相談ください。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 埼玉県志木市 |
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物件種別 | マンション |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | 和室から洋室へリフォーム |
施工期間 | 1~2週間 |
費用 価格 (約) | 25~100万円 |