インターホンと郵便ポスト、表札が一体になった機能門柱(ファンクションユニット)を取付けた事例です。
電気配線や設置強度などに、経験を活かした配慮をしています。
画像引用:LIXIL エクステリア総合カタログ2022-2023
こちらのお宅が選ばれたのはLIXILの機能門柱です。
まずは現地で機能門柱を組み立てます。当然のことながら、傷つかないように気をつけて組み立てをします。
組み立ての際、まずはインターホンの電気配線を通します。
電気配線のチューブに水が入ると配線が錆びてインターホンが使えなくなりますので、注意が要ります。
画像引用:LIXIL エクステリア総合カタログ2022-2023
機能門柱を取り付ける場所にコンクリート基礎がある場合などは、基礎を壊すのではなく、門柱の足を短くする対応が可能です。埋め込み寸法が短くなるため、地中の支えが少なくなる点に関しては、ケミカルアンカーとアングル材を使用し基礎に垂直に止めつけるなどして補強を行います。
ケミカルアンカーは一本で1000キロ以上の引っ張り力に耐えます。機能門柱を止め付けるには十分な強度です。
最後に機能門柱の周りをモルタルで固めて、インターロッキングで仕上げれば完成です。
クローバーホームでは、外構エクステリアの工事は建築物との取り合いを考えながら行っています。まずはご相談ください。
機能門柱はどうやって選んだらいいの?
機能門柱は大手エクステリアメーカーから様々な商品が出ています。メーカーによって呼び方は機能ポール、エントランスポール、ファンクションユニットなどの呼び方があるものの、どのメーカーも基本は表札・ポスト・ドアホン・照明が組み込まれたもののようです。
基本機能のほかの、選び方ポイントをまとめます。
デザイン
主な素材はアルミ、樹脂ですが、塗り壁調・ステンレス・ガラスなどの素材を添えて、特徴あるデザインのものもあります。
人気はシンプルなものですが、風合いがナチュラルであったり、クラシックなデザインも人気が高まっているようです。
スペース
狭小な敷地でも設置しやすいタイプがありますので、設置スペースにお悩みな方はぜひチェックを。奥行きサイズが工夫されていて、かつポストから郵便物が取り出しやすいように設計されているなど、大手メーカーの企画力に納得の商品が揃っています。
ショールームで実物をチェックしよう
メーカーカタログで選ぶことが多いエクステリア商品ですが、できればショールームに足を運んでデザインや素材の感じを確認しましょう。
お好みのデザイン・商品が決まったら、組み込む機能と配線の問題、敷地の形状などの条件や、フェンス・カーポートとのコーディネートなど、ちょっと専門知識が必要そうなことはお気軽にクローバーホームにご相談ください。