2階のウッドデッキで作られたベランダを、車庫上部のルーバーの部分まで拡張したいとご連絡いただきました。家を建てた時からの計画とのことで、ウッドデッキを敷くための骨組みはすでに作られています。ルーバーの色合いと似たものにしたい、また天然木を使用したいとのご希望です。天然木ウッドデッキでよく使用されるハードウッドには、ウリン・セランガンバツ・イペ・イタウバなどがあります。輸入木材であり高額なため悩まれましたが、ルーバーと似た雰囲気のあるイタウバをご指定いただきました。
施工前
2階のベランダは、のちにウッドデッキをつくることを前提に、骨組みと目隠しのルーバーが取り付けられていました。施工前のベランダはおよそ1メートル幅ですが、2.5メートルほどの広さまで拡張していきます。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
この木がデッキの表面として施工されます。一本の太さが15センチなので、前面に敷きこむとなるとかなりの本数になります。イタウバは油分が多く含まれているため肌触りがよく、ささくれ等が少なく、ハードウッドの特徴である耐久性も高いデッキ材。お子さんやペットがいるご家庭にも安心してご使用いただけます。
もともとあったウッドデッキは取り外し、ベランダ全面を新しいウッドデッキで作り替えます。ウッドデッキに面する部屋には広い窓ガラスが取り付けられているので、窓を開ければリビングが広々と開放的に感じられます。
半分ほどまで施工されました。デッキ材と直角の方向に置かれている木は根太と呼ばれます。デッキ材と同じく腐りにくい木材を利用し、等間隔に施工することで、広いウッドデッキを支えます。
完成
全体にウッドデッキを施工し、完成です。リビングから続く広いウッドデッキで、ご家族がくつろぐことができるようになりました。ちょっとしたホームパーティーもできそうですね。 ウッドデッキの下の駐車スペースも日差しや雨の影響が少なくなり、車や自転車の乗り降りが快適になったとご満足いただけました。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | ウッドデッキのリフォーム |
施工期間 | 一週間程度 |
費用 価格 (約) | 80万円 |