スケルトンリフォームとは、現在の家の良いところを活かしつつ、全面的に改装を行うことです。
ここでご紹介する事例では、家の骨組みだけ生かし、ほかの部分はすべて改装することになりました。
ここでは、家の解体から基礎作り、屋根の葺き替え、断熱材の敷き込みまでをご紹介します。
施工前
長年住んできた家ですが、時間が経ち、現在の生活の実態に沿わない部分が出てきました。
子供の独立、老後に向けた準備なども行う必要性を感じていたこともあり、家の全面改修を行うことにしました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
まずは解体からスタートです。
家の骨組みだけを残し、壁や天井などすべて壊していきます。
そのうえで、改めて基礎に手を入れているところです。
また、耐震補強も兼ねて柱や筋交いを増設していきます。
基礎にコンクリを流し終わりました。固まるまで、こちらはしばらくお休みです。
コンクリが乾くのを待つ間に屋根の作業です。
屋根は瓦をすべて外し、新しい瓦に吹き替えます。
もともとは和瓦でしたが、ご家族が今回お選びになったのは洋瓦。
イメージが大きく変わります。
断熱材などを設置した後、洋瓦に葺き替えました。
断熱材を使用していないと、夏場は屋根が受けた熱がそのまま家に伝わり、日中の2階はとても暑くなってしまいます。
冬場も同様で、屋根から深々と冷気が下りてくることになります。
このため、屋根の葺き替えの際には断熱材を入れることがとても大切です。
基礎のコンクリが固まったら、家の間取りをつくります。
大規模な大工仕事です。時間をかけて丁寧に作業を進めます。
断熱材を敷き詰めて、高気密、高断熱なエコな家にします。
これで、家のおおまかな形が出来上がりました。
このリフォームの続きはこちらで紹介しています。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都世田谷区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 全面改装 |
施工期間 | 2~3ヶ月 |
費用 価格 (約) | 1000~2000万円 |