家族が増えたので、それまで住んでいたマンションを引き払い、一軒家を購入された方からのご依頼で、住み替え前までにスケルトンリフォームを行った事例です。古びた畳やなつかしさの漂うふすまなどのある家を、骨組みだけ残して解体し、朽ちた部分の補強や現在の建築法に沿うように補強などを行ってから、お客様のご希望に沿うよう内部をつくりこみます。
施工前
前の住人がいなくなってから時間が経っているので、外の木も大きく茂り、庭にも草がよく育っていました。築年数も立っていたので耐震にも不安があるとご相談いただいたので、リフォーム時に耐震補強も行います。外階段から二階に入れる一軒家ですが、ご購入されたお客様には必要ないとのこと。こちらは改築時に撤去します。屋根・外壁・間取り含めすべて改築する、スケルトンリフォームです。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
改築前の二階部分の写真です。小さなキッチンが六畳間と続きで設置されていました。右手の襖の向こうには廊下があり、昔ながらの作りの住宅であることがわかります。
家の中をすべて壊し、骨組みだけになりました。新しい間取りに変更するとともに、腐食した部分を補強したり、耐震基準を満たすように柱を追加したりしていきます。
基礎も補強していきます。
必要な木材は大工が寸法を測り、必要な分だけ現場で切り出し、たてていきます。大部分を改築するスケルトンリフォームでは、新しい木材もたくさん必要です。
かべにも新しい柱を追加し、耐震性を高めています。子供たちが巣立つ家とするとのことでしたので、「家族が安心して住まえる」ことにお客様はとても気を配っていました。
1階の床は出来上がってきていますが、1階の天井(2階の床)はまだ梁があるだけなので、素通しで屋根が見えている状態です。
完成
続きは8月29日にUPします。少々お待ちください。
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リフォーム地域 | 東京都北区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | スケルトンリフォーム |
施工期間 | 2-6か月 |
費用 価格 (約) | 1000万円~ |