玄関前の壁に階段下収納を増設

家の増築と同時に、階段下収納をつくりたいとご希望いただきました。階段下収納がつくれるのは、玄関を入って正面の壁です。お客様がご覧になる場所であり、家族が毎日目にする場所でもあるので、不自然にならないようにしたいとのご希望です。また、その上部には埋め込み式の飾り棚もおつくりします。

施工前

玄関正面の壁を取り外したところです。階段下は空洞になっており、この部分に収納をおつくりします。また、壁には柱と柱の間にくぼみがあるので、このスペースを生かして埋め込み式の飾り棚をおつくりします。 スペースを作るために柱を取り除くことは、家の強度を弱めることにつながります。そのため、今回の飾り棚はすでにある空間を利用してつくります。

リフォームの様子を段階を追ってご紹介

階段下収納の内部を作り、扉を取り付けました。もともとある収納と扉がぶつからないように配慮しています。扉は取っ手のない開き戸タイプで、木目調のソフトオーク柄で、落ち着いた雰囲気のものをお選びいただきました。右上の穴になってある部分に、飾り棚（ニッチ）を作ります。

階段下収納内部の床にはクッションフロアをひき、壁にはクロスを張りました。階段下の収納なので、斜めに低くなっていく方はある程度の高さが取れる場所で新しく壁を作っています。

完成

剥がした壁紙を復旧し、階段下収納の完成です。壁紙は白、扉は木目調と別々の素材をお選びいただきましたが、どちらもナチュラルなお色をお選びいただいたので、悪目立ちすることもなく自然な仕上がりになりました。収納とともに作った飾り棚には、奥様お手製のハーバリウムを飾っていただけました。

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