夏の暑さが厳しすぎる!と断熱リフォームのお問合せをいただきました。弊社は代表が断熱の資格を取得しており、断熱リフォームは得意とするところ。お客様のお話を伺い、なるべく外気の影響を受けにくい家に変えていきます。
施工前
築40年ほどの住宅に住むお客様から、浴室リフォームをしたいとご連絡いただきました。その打ち合わせを進める中で、断熱リフォーム、耐震リフォームについてご質問を受け、お話していたところ、同時に施工できないか?とご相談いただきました。そこで、ご予定のリフォーム内容を断熱・耐震リフォームまで広げ、工事させていただきました。ここでは、断熱リフォームの内容をお伝えします。
浴室リフォームについては、こちらでご紹介しています。
https://cloverhome.tokyo/plumbing/bath/bath35/
耐震リフォームについては、こちらでご紹介しています。
https://cloverhome.tokyo/custom-home/quake-4/
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
お打合せの結果、屋根の裏、天井裏に大規模な断熱工事を行うことになりました。壁断熱は、耐震を行うために解体する壁にのみ入れることになりました。
断熱は、家全体をラッピングするように行うと最も効果的ですが、すでに人がお住まいのお宅でそれをするのはとても難しいものです。今回は、屋根を伝ってくる熱を何とかしたいというご希望が強かったので、屋根・外壁を壊さずに、お住まいいただきながら行える工事となりました。
屋根裏に断熱材を施工するために、まずは天井を解体し、耐震のための補強も同時に行っています。
天井裏に断熱材のグラスウールを敷き詰め、石膏ボードを取り付けます。
こちらは斜め天井に施工するネオマフォームです。ボード状になっているので、斜めになっている部分でもずり落ちることなく、すき間なく施工することができます。
ネオマフォームが施工されたら、天井を復旧して工事は完了です。
屋根裏の斜め天井は一度解体し、断熱材を施工したので、ここから新しいクロス(壁紙)を施工してリフォームは終了です。
天井裏の点検口を新しく作ります。天井裏の断熱材が見えています。
耐震工事のため、壁の一部を解体します。写真の家の角の内壁を解体し、斜交いを入れるなど、柱を補強すると同時に、断熱工事も行います。
それと同時にグラスウールを敷き詰めます。こちらはボード状ではないので、柱のある複雑な形でもすき間なく施工することができます。
断熱材が入ったら、合板を入れて内壁を作ります。これに壁紙を施工すれば、工事は完了です。
完成
断熱施工は、数十年前に比べるとずいぶん進化しています。それに、建てられて長い年月が建っていると、施工されている断熱材の性能も落ちているかもしれません。
夏の暑さや冬の寒さに、家の中の温度がずいぶん影響されていると感じているのなら、断熱施工を行うことで軽減される可能性があります。お困りの季節が始まってから工事の検討を始めると、効果を得られるのは翌年からになってしまいます。半年くらい前からご準備いただくと、ちょうどよいかもしれません。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
---|---|
物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | 断熱工事 |
施工期間 | 3-4週間 |
費用 価格 (約) | 160万円(断熱工事・耐震工事を含む) |