注文住宅で建てた家ですが、建築当時は南向きのリビングの吐き出し窓の前はオープンになっていました。実際に住んでみると、目の前を往来する人の目が気になり、カーテンを開けることもままなりません。思い切って目隠しを作ることにしました。
施工前
リビングの窓からは外が見たい! そんな思いでデザインした家でしたが、実際に住んでみると人の目が気になってリビングの窓が開けられないことに気づきました。太陽光を取り入れにくくなることには悩みましたが、リビングの窓の前には目隠しを立てることにしました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
リビングから道までの距離は大体1メートル。ギリギリの所に目隠しを立てます。その資材が庭に運び込まれました。
目隠しに使う人工木材・マイティポール/木目調ウッドタイプです。腐食せず、色あせしにくいので、メンテナンスの手間が少なくてすみます。また、木材と同様に加工できるというメリットも持つ素材です。
まずは目隠し壁全体を支える支柱を作ります。強風などで倒れることがないよう、しっかりと固定しています。
支柱の外側に、目隠しとなる木材を立てていきます。下部はそろっていますが、上部はまだがたがた。これから切りそろえていきます。
上部はカーブをつけて切りそろえます。事前にお客様とどのように切るか打ち合わせをし、用意した原稿をもとに切りそろえていきます。
完成
人工木材は自由に切ることが難しいのですが、このマイティポールは加工しやすかったので、ここまでの仕事ができました。家からごく近い場所に立てる目隠し壁だったので、なるべく圧迫感を減らしたいというお客様のご要望にお応えできたのではないかと思っています。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都小平市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | エクステリア工事 |
施工期間 | 3-7日 |
費用 価格 (約) | 60万円- |