隣家を解体して駐車場の拡充とベランダの増設

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スケルトンリフォーム(全体改装)を弊社で行わせていただいたお客様から、以前はご両親がお住まいだった隣家を解体し、その場所を駐車場として使いたいとご連絡をいただきました。また、その空間を生かして、ご自宅にベランダを増設したいとのご希望です。ベランダの設置は以前から予定されていたので、スケルトンリフォームの際にすでに出入り口を取り付けてあります。

駐車場編

まずは隣家の取り壊しからスタートです。両隣の家と近接して建てられているので、養生シートで粉塵が舞わないように努めます。

隣家の取り壊しが終わり、廃材もほぼ撤去されました。この場所を駐車場にするために、基礎工事を行います。

土地の両脇に溝を掘り、境を作っていきます。写真右に建つ家がご依頼者様のご自宅です。

写真の左側の家との境には高いフェンスを、ご自宅との境には低いブロック塀をつくりました。写真奥からは、少しずつコンクリートを敷き広げているのがわかります。

コンクリートを塗り広げ、乾けば駐車場として使うことができます。完全に乾くまでは立ち入り禁止!足跡をつけないように注意しなければなりません。かなり広い駐車場なので、数台を置いても余裕があります。

家と駐車場の間には1メートル弱ほどの空間を作り、緑を植えました。家が近接して少し息苦しかったところに、ほっと一息つける空間をつくり出しました。コンクリートが乾いたら、ベランダの増設です。

ベランダ編

次にベランダの増設をご紹介します。
隣家を取り壊してできた空間を利用して、2階の勝手口から出入りできるベランダを増設します。
まずは、家に取り付けるための基礎を作ります。もともとベランダをつける予定でリフォームしているので、家に基礎は作られています。予定していた位置に取り付けます。

家に取り付けた基礎をベースに、ベランダの枠組みを作ります。手前の柱は新しく作った駐車場のコンクリに固定しています。
このベランダは大工のつくる、木でつくられたベランダです。簡単には腐らないハードウッドを使っているので安全性は高く、メンテナンスも少なくてすみます。

ベランダの枠組みができ、床板が張られました。あとは落ちないように柵をめぐらして完成です。

ベランダを支える足元は、下の写真のようにコンクリとボルトで固定されています。

ベランダに目隠しが取り付けられ、ベランダの完成です。

これまではベランダがなく、「ちょっと外で何かがしたい」という希望を叶えることができませんでした。これからは、2階の勝手口からちょっと外に出ること、そして洗濯物を外に干すこともできるようになります。道からは直接見えないところにあるベランダというところも、ご依頼者様のメリットだったのだそうです。

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リフォーム地域東京都世田谷区
物件種別一戸建て
構造(工法)木造
工事の内容ベランダ増設
施工期間1-2週間
費用 価格 (約)

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