閑静な住宅街の中のお住まいにある、心地の良いのウッドベランダですが、傷んで危ないので作り替えたいとご連絡いただきました。拝見すると、確かに所々古びたり破損し、けがをしそうな箇所もあります。部分的な補修ではなく総改修が必要と判断し、耐久性の良い木でのフルリフォームを提案させていただきました。木の質感をしっかり楽しんでいただける木製ベランダ(ウッドデッキ)の施工をご紹介します。
施工前
古くなった木製のベランダですが、またもとのようにウッドデッキで作られたベランダに戻したいとのご希望です。長年にわたりご愛用いただけるよう高耐久の木材を使い、丈夫なベランダを作ります。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
まずは古いベランダを解体し、木材を撤去します。新しいベランダを作る準備のため、シートを敷いて作業を行います。
古いウッドデッキを撤去し、新しいウッドデッキの骨組みが出来上がりました。以前は屋根はありませんでしたが、新しいウッドデッキにはパーゴラ(植物を這わせるための枠組み)をつけたいとのご要望に応え、上部にも骨組みを作っています。
基礎となる面にはしっかりと防水施工を行います。複数の工程がありますが、まずは一度目の施工の様子です。
こちらは中塗りの様子です。中塗りの塗料が完全に乾いたら、3度目の上塗りを行い、防水処理は完了です。この防水がしっかりできていないと木材が腐ってしまうので、きちんとした施工が大切です。
防水加工が終了したら、その上にウッドデッキを施工していきます。ウッドデッキを直置きしてしまったら水の通る道がなくなり、腐食の原因になってしまうので、少し高さを作って施工します。
ウッドデッキが出来上がりました。写真右手の壁は、風が通るように少し隙間を開けて施工しています。 全体の塗装を行いますが、併せてウッドベランダの備品も手入れを行うことにしました。
お客様のご希望で、もともとあった椅子の塗り替えも行いました。ベランダと同じ白い塗料で塗っています。
また木製の雰囲気ある収納棚は緑に塗り替えました。
耐久性向上のため素材にこだわっただけでなく、丁寧な防水工事を行うことも大切です。ベランダに置く水栓の排水溝です。丸い部分を通して水を流します。
水の受け鉢もおしゃれなものをお選びいただきました。
完成
経年劣化した木製のベランダが、真っ白な新しいウッドデッキに生まれ変わりました。テーブルやパラソル、椅子を置いて、ゆったりくつろげるスペースです。お客様からも、休日のランチなどでも活用しているとお喜びのお言葉を頂きました。 日差しや雨を受けるウッドベランダを長くお使いいただけるようにするためには、良い材料選びと防水加工等をしっかり施工することが大切です。今回はフルリニューアルしましたが、場合によってはメンテナンスや修繕などができる場合もあるかと思います。木製ベランダのリフォームは、お気軽にクローバーホームにご相談ください。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都杉並区 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | ウッドデッキのリフォーム |
施工期間 | 2か月 |
費用 価格 (約) | 140万円 |