大工さんに建ててもらった家で、しっかりとした作りなのですが、やはり日差しや雨にさらされる濡れ縁や目隠しフェンスは朽ちやすいもの。その部分だけ新しく作り直したいとご依頼をいただきました。
施工前
建てられて数十年が経過し、濡れ縁が朽ちかけていました。高齢の母親も安心して使えるようにと、この後も長く使える丈夫な濡れ縁に作り直してほしいとご依頼いただきました。そこで、メンテナンスにあまり手のかからないウッドデッキ材を使用して作り直すことになりました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
既存の濡れ縁を撤去し、新たな濡れ縁のための基礎を作ります。 今後30年くらいは持つものにしたいとご希望いただいたので、朽ちにくい木としてイタウバを選び、施工しています。基礎もしっかり固定しています。
ウッドデッキ材を使用しているので横向きに木を施工するようにご提案しましたが、最初と同じ形にしたいというご希望をいただいたので、写真のように仕上げました。L字の角の部分は三角形になるようにつくります。
同時にご要望をいただいた、目隠しフェンスのリフォームも行います。
写真は、リフォーム前の目隠しフェンスです。脚の片方が朽ちてしまい、斜めになってしまったのを、足の下に支えを作り、高さを保っているのだそうです。目隠し部分には波板が張られていましたが、もう少し長く持つものにしたいとご希望いただいたので、濡れ縁と同じウッドデッキ材を使用することにしました。
目隠しフェンスの脚部分です。高さのある目隠しなので、地中まで深く埋めた上でコンクリで固めています。
完成
目隠しフェンスが出来上がりました。フェンス部分は空間を作りたいとご希望いただいたので、きっちりくっつけるかたちで施工しました。背後のブロック塀を支えとして使うことが出来たので、倒れることもありません。
これで、濡れ縁・目隠しフェンスとも完成です。仕上がりが夕方だったことから、翌週末にご依頼者様にご確認いただき、仕上がりに満足した旨のご連絡をいただけました。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都狛江市 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 木造 |
工事の内容 | エクステリアリフォーム |
施工期間 | 5-7日間 |
費用 価格 (約) | 40万円- |