ベランダ一面にウッドデッキを敷き、そこで本を読んだり食事をしたり、活用してきましたが、あるときから踏むとしなる部分が出てきました。なぜだろう?と思っていたら、だんだんとその範囲が広がってきたので、弊社にどうなっているのか、調査をご依頼いただきました。
施工前
ウッドデッキを表面的にみると何の問題もなく見えますが、足で踏むと手ごたえがなく、不安な足場だと感じるようになってきたのだそうです。そこで、ウッドデッキの見えないところ、つまり下部を調査してもらいたいとご依頼いただきました。
リフォームの様子を段階を追ってご紹介
ウッドデッキ自体は問題がなさそうに見えます。そこで、まず下を見るためにウッドデッキを止めているビス(ネジ)を外していくことにしました。
ビスを外し終えたウッドデッキを1本外して、中の様子を見てみると、ウッドデッキの下に敷かれた根太が完全に腐っていることがわかりました。そこで、すべてのウッドデッキを取り外し、根太を交換することになりました。
ウッドデッキをすべて外し、根太が見えるようになりました。腐って朽ちていることがわかります。
取り替えるための根太をベランダのサイズに合わせてカットしています。
根太がコンクリートの上に直接置かれていると、排水がうまくいかず、常に根太が水に触れている状態になります。そうすると、またすぐに腐ってしまうので、根太の下に小さな木片を置いて空間を作ります。こうすることで水はけとともに空気の通り道ができるので、ウッドデッキ下の空間の環境がよくなります。
根太は都合3本、新しく用意しました。
完成
新しい根太の上に、もともと使っていたウッドデッキを敷いて、ビスで固定してメンテナンスは完了です。メンテナンス前と見た目はほとんど変わりませんが、足で踏むとしっかりした力強さを感じることができます。
見えないところはなかなかメンテナンスができません。でも、何かあった後では遅いものでもあります。ご自宅の状況で不安なことは、一度プロにご相談すると安心です。
データで見る 施工事例
リフォーム地域 | 東京都 |
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物件種別 | 一戸建て |
構造(工法) | 鉄筋コンクリート造 |
工事の内容 | ウッドデッキの修理 |
施工期間 | 1日 |
費用 価格 (約) |